例会山行 平ヶ岳 2141m 2010年7月24~25日
参加者 9名
コースタイム 25日
宿泊小屋発4:00、登山口5:30、玉子石7:50、頂上8:45~ 9:25、池ノ岳10:00、登山口11:45、
風呂・食事などで金沢着19:00
感想と記録
今回のコースを事前に何度も調べたが、コースが特定できず、一般ルートの鷹ノ巣から入った登山口のルートをプリントして参加した。このコースでは6時間ほどかかる。今回は銀山平に宿泊して、翌朝バスで送ってもらうという行程となる。352号線を尾瀬に向かうコースを走る。狭く奥只見湖のへりをぬうようにアップダウンとカーブの連続の道である。途中の中ノ岐から別れて林道に入る。ここにゲートがあり、宿泊関係者しか通れないようになっている。道は悪く、ここから登山口まで1時間あまりを要する。
登山口ではバスから降りた大勢の人で出発前の賑わいを見せていた。結果としてここから3時間ほどで頂上に着くことになる、鷹ノ巣ルートの半分である。このことをどうみるか帰りのバスでも話が出た。実は前日は金沢からバスで宿泊小屋に着いて一晩泊まるだけのゆったり日程だったのだが、この地域のイベントと祭や花火の日だった。時間もあるので、そのイベントに出かけたり、夜の花火を見たりの観光気分を過すのんびりタイムになった。
びっくりしたのはその人出である。この地域は長いトンネルをくぐってたどり着く奥只見湖界隈の家や民宿である。冬季は雪で閉鎖、無人となる。この地域にこれだけの人が集まる企画は相当の苦労と努力が伺える、集客の意味で宿泊者にこのルートを解放するというのも一理あるという意見もちらっと出たと思う。ただ私の個人としての意見は、一般のガイドブックにしっかり載っていないコースというのはどうなんだろうという思いが少しある。でもこのコースを踏めたのはラッキーだし、2度と来れないかもしれない所、そんな意味で、いろいろ調べてコース設定したリーダーに感謝します。登り初めから森林限界に達するまでは急登、それでも標高差は900mちょっと、道もしっかりしているのであまり危険は感じない。ここは福島・群馬・新潟の県境に位置するが、巻機同様、広いゆったりとした山容はどれだけいても飽きない。紅葉期が絶景なのも頷ける。ワタスゲが静かに迎えてくれた。
玉子岩にて
池塘
ワタスゲの中を
頂上
平ヶ岳を望む
池塘にて