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2017/08/25

燕岳(2,763m)~大天井岳(2,922m)~常念岳(2,857m)

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個人山行 燕岳(2,763m)~大天井岳(2,922m)~常念岳(2,857m

日時:29年8月22日(火)~8月23日() 1泊2日 

天候1日目:曇り後雨  2日目:曇り度々雨     参加者3名

コースタイム

1日目 金沢3:50-糸魚川IC--中房温泉登山口7:50-合戦小屋10:30--燕山荘11:50
-(頂上往復+昼食)12:55---大天井荘15:45(泊)


2日目 大天井頂上往復  大天荘出発6:45---常念小屋9:25-常念岳10:27-常念小屋(昼食)11:15~11:50 
-- 一ノ沢登山口14:45
(タクシー)--中房温泉16:00--金沢20:00

 

今年の夏は天気がおかしい。山の天気はますますおかしい。下界でも晴れていると思えばとんでもない大雨が降ったり、
1日安定した気候の日が全くと言って良い程ない。

燕岳から「表銀座」を通り大天井と、槍・穂高の大展望を満喫しながら稜線ルンルン歩きで常念岳までの1泊2日の計画。
2日間の晴れマークの天気を待って実行しようと狙っていても、なかなかないので「もう夏が終わってしまう!」と、
そこそこの天気の日に手を打って見切り発車。

1日目燕岳までは良かったのですが、大天井に向かう途中から雨になり出し、宿泊小屋「大天荘」に着いた時は全身濡れて
寒さでガタガタ震えました。ストーブが有難くビールは3本でおしまいにしました。我々が小屋に入ってすぐに大雨・風になり
夜中じゅう降り続きました。

2日目朝は何とか収まったか、ガスと風が強かったけど雨は降っていなかったので常念岳に向かいました。
途中風が強すぎてしばし歩けず、立ち往生(正確にはしゃがみ往生)。私は一瞬両足が宙に浮き、1m近くのはい松に飛ばされました。
頭の中に北アルプスで風で飛ばされ谷に転落女性!という新聞記事が浮かびました。風の合間に姿勢を低くして進みました。

一時スーッとガスが晴れ展望が拡がる事もあったのですが、常念岳に登る頃には雨風が最高潮。私は2度目ですが雪辱ならず、
前回より悪い雨風の常念岳でした。

帰りは一ノ沢に下り、タクシーで中房温泉まで行き置いといた車で帰宅しました。

でも、なにやかや良い事ばかりでは無かったけど、それなりに景色も楽しめたし冥土の土産がまた増えました。

 

中房温泉登山口  平日の晴れでない日なので駐車場は何とか停めれました

 

30分毎にベンチが置かれている

 

合戦小屋 名物ケーブルの荷揚げ

 

お花畑と燕山荘

 

燕岳頂上へ

 

イルカ岩と白砂にコマクサ

 

頂上付近から、今から行く大天井までの稜線

 

さすが人気の山です 文句なく美しい

 

大天井へと歩き出す

 

この後小雨に、傘でしのぐ

本降りになって、ちょっと危ない岩場や階段が出て来る
大天井岳は見えていてなかなか着かない

 

やっと大天荘(本日の宿泊地)に到着

 

3羽の雷鳥のお出迎えを受けた この子は「大井雷人」(おおいらいと)君

北野雷太君よりはちょっとふっくらしています

 

翌朝、大天井頂上 何も見えないと分かっていても登りましたという証拠

 

この間、残り少ない命を懸けて強風と戦っており写真を撮るどころではない

やっと風も収まり常念岳が見えてきた

 

横通岳を通過して常念へ


一旦大きく下る 常念小屋が見える

 

安曇野の街も見える

 

常念岳への登りは石ゴロゴロでちょっとキツイ


 雨と風の中、間違いなく登りましたという証拠だけ


今回の山行で得たこと、当たり前の事だけど山は甘くない、カッパは高くてもゴアテックスを     
END

                                  

 

 

 


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