猪臥山
~雪山ハイクを楽しむ~
猪臥山 岐阜県飛騨市と高山市にまたがる標高1,519mの山。
山頂は周囲に遮る山がなく360度の大展望。白山~立山連峰~穂高連峰~乗鞍岳〜御嶽山などの高峰を一望出来る。
危険箇所がなく、特に積雪期はアクセスのし易さ(金沢市の集合場所から約1時間25分)・除雪された広い駐車場(30台以上駐車可能)・冬期ルートのコースタイムは登り2時間10分(往復3時間40分)・冬期ルートの標高差約500m等で、雪山登山の入門コース・トレーニングに最適の山として人気が高い。
積雪期 : 猪臥山トンネル南入口手前にある除雪された「チェーン着脱場」に駐車。駐車場脇の看板横から冬期ルートをピストンが一般的。
無雪期 : 少し手前にも別の駐車場と登山道があり、周回コースが人気。
■実施日 : 2,023年1月15日(日) 曇り
■参加人数 :14名
■コースタイム : 歩行距離 6.2km、上り484m / 下り486m
金沢市内P集合・出発6:00-猪臥山南入口トンネル前P・猪臥山冬期ルート登山口7:22~7:37-猪臥山(大休憩9:45~10:30) -猪臥山トンネル南入口前P・猪臥山登山口11:53~12:16-金沢市内P着・解散13:31


■概要
上記の積雪期・冬期ルートをピストン。
トレースは概ね固めに締まっており、時々、トレース上で膝下まで踏み抜くことはありましたが、歩き易かったです。
最初はツボ足、途中から全員チェーンスパイク以上のアイゼンを装着して登りました。
曇りで眺望はなかったものの、尾根に上がると、この時期、見たかった「霧氷の天井」が!「霧氷の華」や「エビの尻尾」も。
山頂周辺は風もそれほど強くなく、会員の皆様と和気あいあい大休憩。山頂からの素晴らしいパノラマ展望は次回のお楽しみとして下山しました。

7:22 冬期駐車場に到着。天気予報を反映してか下山時も空いていた。冬期ルートを歩く。
15分程ツボ足で歩いてからチェーンスパイク等を装着。林道終点手前に一箇所渡渉あり。
駐車場から緩い傾斜の道を約1時間歩き、ちょうど良いウォーミングアップをしてから本格的な登りへ。林道終点からはそれなりに急登。
見上げると少しだけ青空。カラマツと。
尾根に近付くにつれ、木々や葉に薄っすら霧氷が。そのうち、先頭メンバーから「霧氷!」と歓声が上がる。
ここからは「霧氷の天井」写真が続きます ↓





尾根の「霧氷の華」を撮影するメンバー。
撮影していた「霧氷の華」はこちら ↑ 綺麗でした。
【エビの尻尾】「マクロで撮影がいいんだよ」とアドバイスしてくれたEさんと共に。
山ノ神を祀る神社の祠とシンボルツリー。
とにかく霧氷が素晴らしい!(Jさん撮影)
山頂手前。
猪臥山山頂にて。パノラマ展望は皆無...心の目、発動!
大休憩後、「白いアヒル」を作成し遊ぶMさん♪ 幸せになるよう4羽にしたそう。可愛い♪
お腹も満たされ、下山。
下山時もまだ綺麗に霧氷が残ってました。
下りの渡渉箇所で(Kさん撮影)
美しい杉並木ゾーンを歩く
真っすぐ高く延びるカラマツ林と。

沢流れの自然音も心地良い冬期ルート。
秋の猪臥山の周回コースも黄金色に紅葉したカラマツ林、晴れた朝にみれる雲海・霧海がたいへん素晴らしくお勧めです。