いきなりブナの原生林、紅葉と展望を求めて
日 時 10月18日(日) 日帰り山行
参加者 10名
コースタイム
集合場所 6:00 五箇山インターから54号線へ
ブナオ峠 登山口 6:55~7:18 分岐 9:06~9:15
大門山 9:33~9:43 分岐9:58~10:04
赤摩木古山 10:35~11:35 分岐 12:05~12:10
ブナオ峠登山口 13:26 入浴 集合場所 16:00
(単純高度差 約600m)
好天が続く中での山行日でした。家を出る時は空の星もたくさん、南の方に金星と土星が接近して明るく輝くのが今ごろの特徴のようです。
五箇山インターまでひたすら走ります。下道を通り集合時間ももう少し遅くと今日のコースタイムから思えたのですが、早く行動し早く下山するという原則にのっとりインターを降りてすぐの54号線に入りました。
道は全線舗装ですが所々排水の凹地には要注意、底の低い車はこする心配があります。 紅葉の進む道を走りブナオ峠へ。すでにたくさんの車があります。
日曜日の好天、そして紅葉シーズンということもあり同じ思いで登る人が多いのではと思いました。車が多くありました。平日はほとんど人に会わず熊に会う心配での歩きでしたが。
その向こうには通行止めの柵があり、刀利ダムからの通行はできません。
だいぶ前ハイキングクラブの例会はこの道を通って刀利ダムからブナオ峠に来ました。車のすれ違いが大変でした。
毎年このコースは定例だったのですが最近なくなり復活したいとの思いもありこのコースを計画に載せていただくことに。
医王山に登る時、あるいは街中や犀川からこの大門はよく見渡せます。加賀富士とも呼ばれるこの山は一度は登りたい山です。間もなくこの頂に白い雪が見られるはずです。
登りはブナ林、そのブナも枯れているのか思ったほど紅葉はきれいとは言えません。
それでも登るにつれて外の木々の鮮やかさも増してきました。木洩れ日が美しく映えます。展望も開けてきました。槍が見えだしました。いい天気です。
分岐までの登りは寒さを予想したのですが、半袖で汗をかくくらいでした。とにかく展望がいい、今日の収穫です。
その分岐の手前で荷を置いて大門山へ、400mの道ですがしっかりした登りです。山頂に着きましたが木々の枝で展望がよくありません。それでも髙三郎が間近に見えました。あの山がこんなに近くなんて、が実感です。アプローチが長く12時間の行動を要する山も日差しを受けて眠たそうでした。
分岐からはほぼ尾根歩きです。900mのコースに程なくして到着、ここが今日の目的地です。大笠山そのひだりには笈が見えます。そして白い先端の白山も。見越と奈良岳も分かりました。今日は展望抜群です。
昨日ハイキングクラブの会員の人がこのコースから大笠までの往復山行を行いました。目の前に見える大笠、天気がよいせいかなんだか行けそうな気にもなりますがどうしてどうして、簡単ではありません。
ずっと左手には桂湖が見えます。ここが大笠の登山口、その道を辿る尾根がずっと大笠まで見渡せました。
ここまでに出会ったのは数人、ここの昼食の場所も私たちの独占でした。日差しが暖かく半袖でいても寒くありません、座った横にお地蔵様が、横には刻銘された銅板らしきものが、通る時には全く気づきません。誰かの慰霊碑のようです。
昼食時、今回初参加のSさんがオカリナを演奏してくれました。音色が美しく聞こえ拍手が。
ここは1500m地点、天候の急変で事態は一変します。今日は半袖で昼寝もできる陽気でしだが、それでも10月の山では防寒着は必携です。
私たちの昼食が終わった頃、一変しここの混雑が始まりました。どんどん到着です。下山を開始しましたが結果的に早く歩き初めて昼食も早めに済ませて、それでよかったことになります。
下山時ふく風は冷たく日差しが今日の暖かさだったことが分かりました。登山口でも紅葉が日に映えていました。快適な歩きで満足の気持ちになりました。
朝の登山口 車が多い
日が差す道を登ります
熊の糞が道に
分岐です、どちらのコースも距離は長くありません
大門にて、高三郎が
大笠、笈、白山が
お地蔵がありました
オカリナを演奏するメンバー
赤摩木古からの大門
赤摩木古から下を見た紅葉
桂湖が見えます
猿が山が近くに
ブナオ峠から刀利ダム方面は通行禁止
ブナオ峠の紅葉です
コース図
高度差
昨日のSさんの写真をコピーさせていただきます。赤摩木古からはすぐそばに見えた奈良岳と大笠ですが
この地点ではまだまだ遠くみえます。
そのSさんのコースタイムを参考までに記します。
ブナオ峠6:12 大門7:11 赤摩木古8:03 奈良岳9:06
大笠11:30 奈良岳12:46 赤摩木古15:03
*会員のページに集合写真を入れてあります