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例会山行報告 >> 記事詳細

2007/10/13

白山神駈道荒行踏破山行に参加して

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[個人山行]
2007年9/23(日)
白山神駈道(はくさんかみがけみち)荒行踏破山行に参加して

※この山行は,北国新聞ホームページで報道されています。
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20071002103.htm

■趣意 新しい白山禅定登山文化興隆を願い[加美(加賀・美濃)禅定道]標高600m石川県祓谷登山道口から2702mの御前峰を経由し標高900m石徹白口までの37km標準タイム合計24時間 これを約2時間短縮し、22時間以内で歩き通し、もって自らの禅定をめざす。

■参加者 金沢ハイキングクラブ女性2名、他山岳会男性2名

■交通 9/22 金沢9時30分発−13時00分石徹白大杉車止めに幕営具積載車配車
             金沢17時00分発−18時30分一里野ログハウス着(夕食、仮眠)
          9/23  昼夜山行
          9/24 石徹白7時30分発−一里野9時45分車回収・温泉・金沢12:00解散

■コースタイム
9/23  一里野0時40分出発−岩間道ゲート0:50−祓谷登山道口1:07〜1:10− しかり場(御仏供水経由)3:40〜4:00−奥長倉避難小屋5:07〜5:27−天池(百四条滝展望所立ち寄り)6:55−北龍ケ馬場9:05−大汝峰頂上10:00〜10:20−御前峰頂上11:05〜11:10−室堂11:30〜12:00−トンビ岩コース南龍ケ馬場12:40〜12:55−別山頂上14:57〜15:12−三ノ峰避難小屋16:30〜16:45ー銚子ケ峰頂上18:10〜18:25−神鳩避難小屋19:00〜19:05−石徹白登山口20:20

合計タイム 19時間40分(休憩2時間43分含む)無事踏破・荒行成就

■ヘッドランプ使用区間及び時間
 (未明)一里野〜奥長倉小屋 4時間47分
 (夜半)銚子ケ峰〜石徹白  1時間55分 合計6時間42分

■当日の天気 
 出発時 星空で寒くなく多湿・日中 無風・高曇り・一時にわか雨 
 夕方〜夜半 無風・高曇り

■避難小屋  奥長倉小屋・大汝峰白山会小屋・室堂・南龍山荘・三ノ峰小屋・神鳩小屋        
       
■服装/持ち物
  (個装) 軽登山靴・雨具・ヘッドランプ・予備電池・長袖・長ズボン・手袋・地図・コンパス・テーピングテープ・湿布薬・Tシャツ・お金・メモ具・ザックカバー
 (団装) ツェルト1・無線機1
 (食料) 24時間行動必要量  (私の場合)笹寿司10個・パン4個・草餅2個・一口羊羹・チョコレート・あめ・ブドウ糖・アルファ間食
 (水)  出発時1.5リットル  (水場) 御仏供水・室堂・南竜山荘で供給 
  * 個装に関しては出来るだけ軽装にと指示あり

■感想
 白山には私達石川県民が愛し誇る素晴しい登山道が沢山ある。この白山神駈道発案者の趣意に賛同し,今回の山行に参加した。話を聞いた時は、本当に夜通し歩けるものだろうかと不安と心配もあったが、一度は挑戦したいと思う気持ちを優先した。おおむねリーダーのN氏がしんがり、他のメンバーが交互に先行、互いに10分以上離れることなく、各ポイントで合流、全員無事に目的を達成出来た。
 私がこの荒行踏破を成就できた要因を私なりに幾つか考えて見ると、
・このコース避難小屋泊ではあるが今までに歩いたことがあり、アップダウン等を含めた登山道をおぼろげながらもわかっていた。
・一日で標高差2000mを登る山行の経験あり。
・白山頂上までなんとか登り上げることが出来れば後半は多分大丈夫と言う気迫を持っていた。
・天候、気象条件に恵まれた。
・軽装であった。水場も適度にあり、水の補給も都度できた。
・ブドウ糖を2〜3回食べた。(行動食として私の体にあっていたかも)?
など、など。
 一つ不安だったこととして、ヘッドランプを使用しての下山であった。初めてのこと故、心細さと、歩きづらさを身を持って感じたが、これも良い体験になった。興味のある方、一度参加してみては如何でしょうか。

(写真はのちほど)
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