■目的 テント泊でお花畑と薬師岳圏谷群、北薬師を楽しむ
■山行日 2022年7月23日(土)~7月24日(日)
■参加人数 4名
■コースタイム
1日目)歩行距離:12.0㎞ 累積:上り1,243m/下り302m
集合場所出発4:30-折立駐車場6:55~7:55(強雨を避け、車中で1時間待機)-太郎平キャンプ場(設営・昼食)12:38~13:51-太郎平小屋から北ノ俣岳方面1.3㎞地点で折り返し14:56-太郎平キャンプ場着15:55
2日目)歩行距離:15.8㎞ 累積:上り954m/下り1,897m
太郎平キャンプ場出発5:04-薬師岳7:18~7:41-北薬師岳8:24~8:58-薬師岳9:40~9:57-太郎平キャンプ場(テント撤収)11:44~12:29-太郎平小屋(昼食)12:45~13:37-折立駐車場16:36-吉峰ゆ~ランド(入浴)18:00-集合場所着・解散19:20
■山行概要
天気は23日が午前中まで雨、24日は晴れ予報。2日目の薬師からの展望を期待して決行。
一日目、折立に7時前には到着するも雨足が強いため、小雨になるまで待機。雨雲レーダーとにらめっこしながら8時前には出発。雨天の割に登山者は多く、テン泊組は全体的にゆっくり出な印象でした。荷物の重さと戦いながら三角点ベンチを過ぎると、お待ちかねのお花がお出迎え。今年はニッコウキスゲが当たり年のようで、群生している場所の多いこと。様々なお花に癒されつつ、整備された木道を超えて薬師峠キャンプ場へ。北ノ俣岳をピストン予定でしたが、景色は真っ白なので、お花を探しに行けるところまで行ってみることに。太郎山を過ぎた辺りでチングルマをはじめとするお花畑に遭遇。雷鳥の親子にも出会い、ひとときの撮影会を終えてキャンプ場に引き返す。夕方小宴会をしていると、ようやく雲が抜け黒部五郎岳が顔を覗かせた。次の日の展望を楽しみに就寝。
二日目、幸い天気は回復し予定どおり薬師岳方面へ。沢道のような登山道をグイっと登っていくと、ハクサンイチゲが至るところに咲き乱れ、疲れを忘れさせてくれる。さすが花の百名山、薬師平から先にあるお花畑&山容の絶景は格別で、しばらく撮影タイムに。さらに登っていくと今度はガレ場の登りが続く。薬師岳山頂手前のピークまで行くと、広大なカールの先に槍ヶ岳や穂高連峰、乗鞍岳や御嶽山まで良く見渡せた。景色に見とれながら先に進んでいくと、薬師岳に到着。山頂は風が強くて寒いので、足早に北薬師岳へ。ここから先は山の印象がまたガラッと変わり、粗々しい岩稜地帯に。慎重に足の置き場を選びながら岩の間を抜けていく。北薬師岳からは赤牛岳や裏銀座の稜線や剱岳立山方面も良く見えた。ここでも雷鳥の親子と遭遇。山頂でお会いした2人組は室堂から歩いてきたようで、数日かけて槍ヶ岳まで縦走するとのこと。いやはや羨ましい。しばし景色を堪能し、元来た道を戻る。キャンプ場でテントを撤収し、太郎平小屋前で昼食後、下山開始。午後になっても天気が良く、暑さと荷物の重みに苦労しながらも17時前に無事下山。
花や景色は本当に素晴らしいし、山歩き自体も楽しめる非常に魅力的なコースでした!
会のテントも役に立って良かった。素晴らしいレポ、ありがとうございます。