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例会山行報告 >> 記事詳細

2022/07/27

北ノ俣岳・北薬師岳例会報告

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■目的  テント泊でお花畑と薬師岳圏谷群、北薬師を楽しむ

■山行日  2022723日(土)~724日(日)

■参加人数  4

■コースタイム

1日目)
歩行距離:12.0㎞ 累積:上り1,243m/下り302m

集合場所出発430-折立駐車場655755(強雨を避け、車中で1時間待機)-
太郎平キャンプ場(設営・昼食)12381351-太郎平小屋から北ノ俣岳方面1.3㎞地点で折り返し1456
太郎平キャンプ場着1555

2日目)
歩行距離:15.8㎞ 累積:上り954m/下り1,897m

太郎平キャンプ場出発504-薬師岳718741-北薬師岳824858-薬師岳940957
太郎平キャンプ場(テント撤収)11441229-太郎平小屋(昼食)12451337
折立駐車場1636-吉峰ゆ~ランド(入浴)1800-集合場所着・解散1920

 

■山行概要

天気は23日が午前中まで雨、24日は晴れ予報。2日目の薬師からの展望を期待して決行。

一日目、折立に7時前には到着するも雨足が強いため、小雨になるまで待機。
雨雲レーダーとにらめっこしながら8時前には出発。雨天の割に登山者は多く、
テン泊組は全体的にゆっくり出な印象でした。
荷物の重さと戦いながら三角点ベンチを過ぎると、お待ちかねのお花がお出迎え。
今年はニッコウキスゲが当たり年のようで、群生している場所の多いこと。
様々なお花に癒されつつ、整備された木道を超えて薬師峠キャンプ場へ。
北ノ俣岳をピストン予定でしたが、景色は真っ白なので、お花を探しに行けるところまで
行ってみることに。太郎山を過ぎた辺りでチングルマをはじめとするお花畑に遭遇。
雷鳥の親子にも出会い、ひとときの撮影会を終えてキャンプ場に引き返す。
夕方小宴会をしていると、ようやく雲が抜け黒部五郎岳が顔を覗かせた。
次の日の展望を楽しみに就寝。

 

二日目、幸い天気は回復し予定どおり薬師岳方面へ。
沢道のような登山道をグイっと登っていくと、ハクサンイチゲが至るところに咲き乱れ、
疲れを忘れさせてくれる。さすが花の百名山、薬師平から先にあるお花畑&山容の絶景は
格別で、しばらく撮影タイムに。さらに登っていくと今度はガレ場の登りが続く。
薬師岳山頂手前のピークまで行くと、広大なカールの先に槍ヶ岳や穂高連峰、乗鞍岳や
御嶽山まで良く見渡せた。景色に見とれながら先に進んでいくと、薬師岳に到着。
山頂は風が強くて寒いので、足早に北薬師岳へ。
ここから先は山の印象がまたガラッと変わり、粗々しい岩稜地帯に。
慎重に足の置き場を選びながら岩の間を抜けていく。北薬師岳からは赤牛岳や裏銀座の
稜線や剱岳立山方面も良く見えた。ここでも雷鳥の親子と遭遇。
山頂でお会いした2人組は室堂から歩いてきたようで、数日かけて槍ヶ岳まで縦走する
とのこと。いやはや羨ましい。しばし景色を堪能し、元来た道を戻る。
キャンプ場でテントを撤収し、太郎平小屋前で昼食後、下山開始。
午後になっても天気が良く、暑さと荷物の重みに苦労しながらも17時前に無事下山。

花や景色は本当に素晴らしいし、山歩き自体も楽しめる非常に魅力的なコースでした!


まずは太郎平小屋を目指し坂を登る。


ニッコウキスゲの予想以上の咲きっぷりに「キスゲがやる気を出している!」と皆さん大盛り上がり。


こんな石も発見。何か良いことあるかも?


雨粒を付けてキラキラ輝くチングルマの綿毛たち。


会の個人用テント(AIR RAIZ 2)を今回初使用。設営のしやすさ・居室の広さに感激。一日快適に過ごせました。


一瞬の晴れ間をパシャリ。



お花畑を発見。良いアングルを探してシャッターを切ります。


雷鳥の親子と遭遇。母はクゥクゥ鳴いてしきりに子供を呼んでいました。


キャンプ場で小宴会。気が付けば黒部五郎岳の姿が。

⇒二日目へ

20:00 | 投票する | 投票数(10) | コメント(1) | 富山県の山(夏)
コメント
会員2022/07/27 21:25:40
お花畑と薬師の雄大さを堪能されたことが伝わりました。知りませんでした。
会のテントも役に立って良かった。素晴らしいレポ、ありがとうございます。