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2023/05/17

松尾山~オンソリ山周回

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松尾山~オンソリ山周回
    「白山遥拝修験の森」のひとつ松尾山を周回する

実施日 2023年5月16日(火) 天気 快晴
参加人数 8名
コースタイム
集合地6:00―瀬波川キャンプ場6:30~6:45―中山8:00―分岐9:40―松尾山白山展望地9:45~10:35(昼食)―分岐10:40―松尾山10:45―三雄山分岐11:35―三雄山11:50~12:05―三雄山分岐12:20―滝分岐12:45―オンソリの滝13:10~13:20―滝分岐13:50―ウマヤノツボ14:00~14:05―展望台14:20~14:25―オンソリ山の肩14:40―岩場15:15―瀬波川キャンプ場15:45~16:00―集合地16:30解散

 朝から快晴で絶好の登山日和。瀬波川キャンプ場から松尾山に登り、ウマヤノツボ経由でオンソリ山を周回するかなりハードなルートに健脚8名が挑戦した。このルートは、瀬波の山域を中心に登山道整備に汗を流しておられる吉田さんの手になる登山道群の一部で、キャンプ場前から始まる急登が連続するその先には残雪美しい白山が見渡せる展望台がある。一帯は緑豊かで「白山遥拝修験の森」と呼ぶにふさわしいエリア。オンソリ山へ向かう登山道から脇道に入り、150メートル下ってようやく目にすることが出来る「オンソリの滝」もじつに良かった。オンソリ谷の源頭部に位置し、ブナの森の水を集めて岩肌を垂直に流れ落ちる滝は2万5000図に記されてすらいないが、1時間かけて見に行ってくる価値はある。吉田さんたちの情熱と努力の活動は、いにしえ人の白山遥拝修験を今に再現するにとどまらず、山や自然に畏怖し感動する心を忘れかけた現代人に伝える仕事なのかもしれないと参加してみて思った。






瀬波川キャンプ場からいきなり始まる樹林下の急登はどこまでも続き、だいぶ登ったところでようやくカメラを取り出すことが出来たよ。


松尾山へのほぼ中間点「中山」837m。


今を盛りと咲くチゴユリ。わずか1、2センチで恥ずかし気にうつむく花は、全山にわたって登山道脇に見られた。


標高1000メートルまで林相はカエデ類が多い。プロペラのような形の実をつけたハウチワカエデを解説するリーダー。


1000メートルを超えると林相はブナにかわった。


稜線の落ち窪には名残りの雪も。


展望台の真向かいにそびえる白山・大汝峰。


展望台の東側の眺望は大笠山から笈ケ岳。手前の稜線の最奥ピークは奥三方山だ。


樹林に覆われて展望のきかない松尾山山頂1163m。


「白山遥拝修験の森」を整備する人たちが設置した標識。


雪が解けた後に花を咲かせるというショウジョウバカマ。


三雄山(セイモアスキー場山頂)から望む烏帽子山と口三方山


オンソリ滝への分岐。距離0.4㎞とあるが実際は150メートルの激下りだった。


オンソリの滝へ下る途中、可憐に咲くヒメシャガを見つけた。


秘境「オンソリの滝」。


ブナの森から流れ落ちる清冽な水しぶき。


白山修験の修行場とも、平家の落ち武者が隠れ住んだとも伝わるウマヤノツボ(遺跡)。


オンソリ山の肩の分岐に、この日辿って来た方面への標識が掲げてあった。


オンソリ山から下り、カタクリの群生地に立つ看板。一帯は春にはカタクリの紫色の花で埋め尽くされるが・・・


今は、生い茂る雑草の陰で種だけつけた棒になっていた。


出発から9時間、12キロの周回を終えてキャンプ場に帰還した。          fin
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