霊仙山(りょうぜんざん:標高1,094m)
~早春のカルスト地形と福寿草・ミツマタの群生を楽しむ~山・燧
ヶ岳ほか2,000m級の山に囲まれた尾瀬。
■実施日:2022年3月30日(水) 曇りのち晴れ
■参加人数 :11名
■活動時間:5時間53分
■歩行距離:9.0㎞
■累積標高:登り894m/下り900m
■コースタイム
1、霊仙山 【西南屋根登山道 → 汗拭き峠周回 】
集合・出発 5:00 → 金沢西IC → 彦根IC → 今畑登山口P着・登山開始 7:45 → 笹峠9:00 → 近江展望台 9:50 → 霊仙山最高地点 10:50 →風を避けられる場所で昼食 11:00~11:30 → 霊仙山山頂 11:40 → お虎ヶ池 12:00 → 汗拭き峠 13:00 → 今畑登山口P着 13:50
~車で約25分移動 ※途中の多賀町観光案内所P立ち寄り含む(トイレ休憩)~
2、多賀町 ミツマタ群生地
多賀町臨時P着・出発 14:30 → ミツマタ群生地 14:30~15:10 → 多賀町臨時P着 15:18~15:25(会計集金など) → 彦根IC→ 金沢西IC → 解散 18:00
※今回例会の詳しい情報等は、後日、SL作成の会報記事及び山行報告書を参照願います(山行報告書はHP「山行計画書便覧」より閲覧可能 ※会員のみ)
※昨年3月17日、Eさんの個人山行報告も霊仙山の情報が満載です(HP右上「検索」から閲覧可能)
廃村跡・落合の広場に駐車。少し戻った今畑登山口から入山。
廃村に咲き誇る福寿草
ブナ林の中にある笹峠
石灰岩のカレンフェルトの斜面が見えてきた。近江展望台まで標高差約300mを登る。
見上げる斜面は無数の石灰岩が埋め尽くし、圧巻!
斜面を登り切り、近江展望台に到着。
近江展望台から西南尾根を15分くらい歩いた場所で福寿草発見!今回一の美人さんを一枚!
石灰岩の隙間に明るく、やや光沢を持つ黄花が顔を出す様はとても可愛い
荒涼とした石灰岩の稜線を登り、霊仙山最高地点(1,094m)へ
最高地点から正面に伊吹山、左に金糞岳などの山々。それを眺めながらのランチ。
昼食後、二等三角点の霊仙山山頂へ向かう
霊仙山山頂にて(集合写真欄にも3枚載せてます)
下山時、急遽、稜線ルートを止め「フリートレイル」に変更!とSLより。掛け声と同時に一斉に各自ショートカットで駆け降り、霊山神社の鳥居を目指すメンバー。本領発揮!皆さん、超早い!
霊山神社の鳥居と残雪の下にあるお虎ヶ池
琵琶湖の展望。霊仙山北西部はゆったりのんびり心地良い場所。
7合目の「お猿岩」。 どこに猿が?と論議。調べたところ、浸食が進み、猿の面影がなくなってしまったようです。
下山時、泥濘で転倒を心配していたが以外に道は乾いており、誰も転倒なし。最後の難関?今年は積雪が多く水量が増え、水を被っている石の渓流を3回渡渉。誰が滑って水浸しになってもおかしくない状況を全員難なくクリア!さすがです!
渡渉を終え、癒しの杉林ゾーンへ。
石川県にはない、変化に富んだ自然を存分に楽しめる霊仙山。毎年通いたくなる、とても魅力的な山のひとつです。
福寿草以外で咲いていた花。左上:オニシバリ(鬼縛り)、右上:ミスミソウ(三角草)、左下:アセビ(馬酔木)、右下:ダンコウバイ(壇香梅)
~~~多賀町のミツマタ群生地~~~
今年は例年にない積雪で花期が遅れた為、例会を2週間延ばして臨んだミツマタ鑑賞。
当日の開花状況は全体の5割程度でしたが、充分に見応えありました。
ミツマタ群生地手前のフォトジェニックな池
満開の黄~オレンジ色のポンポン咲きがとても可愛い。上品な芳香も楽しめました。
ちゃんと枝がミツマタに分かれてますね。
今年は積雪が多く、枝が折れている木が目立っていましたが、やはり群生は圧巻!見事でした。