| | 2014/05/05 | 別山・チブリ尾根避難小屋(標高約1915m) | | by 会員 |
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2014年5月4日(日) 晴れ・曇り 別山・チブリ尾根避難小屋(標高約1915m) 久しぶりの歩き(チブリ尾根登山道巡検を兼ねて) 参加者:1名
自宅5:20-市ノ瀬6:40~6:55-登山口7:20-下の水場(1146m付近)8:20-チブリ尾根避難小屋10:30~11:35-下の水場13:20-登山口13:45-市ノ瀬14:00
GPS軌跡ファイル チブリ尾根2014_5_14GPS軌跡.gdb 5月4日(日)の天気予報は晴れ。休みと一致したので、チブリ尾根登山道巡検を兼ねて避難小屋まで足を延ばしてみることにした。久しぶりの休みで、山に行くのはもっと久しぶり。空気は冷たくて、良い晴天になりそう。市ノ瀬から猿壁登山口までの間は、直径30cmほどの倒木が一本。落ち葉をかさかさ踏んで歩く。チブリ尾根の登山道は、ほどよく整備された登山道で、歩きやすく、本当に癒される。 気になる箇所は、下記の3点。
- 落石が登山道の真ん中に(標高1077m付近)
- 灌木が道をさえぎる(標高1100m付近)
- 倒木が通行の邪魔になっている(標高1118m付近)
写真を以下に示します。白山の自然を考える会が県から整備を委託されており、県連各会も協力されるそうなので、程よく整備できれば、と思います。落石が登山道の真ん中に(標高1077m付近)・右手の斜面側からデブリとともに落ちてきた痕跡あり (帰路に山頂方向を向いて撮影) 灌木が道をさえぎる(標高1100m付近)・この灌木は、根本で折れて表皮だけでつながっている。 撤去して良いか?(朝、山頂方向を向いて撮影) 倒木が通行の邪魔になっている(標高1118m付近)・避けて歩いたことによって、登山道の路肩 が靴で踏まれて掘れている。数人でも移動は難しそう。ロープをかけて1/N引き上げシステムで 移動できるでしょうか?(この写真は、猿壁登山口のほうを向いて帰路撮影)上記箇所の路肩の沈み込みの状況・こんな太い倒木があると、私を含め、つい路肩を歩いて しまいがち。雨や雪によって、土砂が流出して登山道、ひいては山が荒れてしまうかも。
標高1300m付近から上は、雪を拾って直登ができました。アイゼンをつけて雪の斜面を登ります。時刻は8:20すぎ。市ノ瀬から3kmほどで、1時間20分ほどで来られます。雪が少ない年は、ここでアイゼン・ピッケルの講習ができるかもしれません。もはや登山道は見えないので、登山道巡検は忘れてここからは眺望を楽しみに歩くことに。普段は登山道がない場所を、GPS・地図・コンパスでルートを確認しながら歩く。うまくショートカットできて、目標の場所に到達することを何度か繰り返しながら歩けたことが楽しい(登りより、下りが難しいことを、後から改めて実感。赤布を持参して、きちんとつけることが大事ですね)。 標高1500m付近からは、楽しい尾根の登り。夏は、大長山や赤兎山などを眺めながら高度を上げる場所だが、残雪の今日は、白山方面の眺望もあって嬉しい。チブリ尾根が尾根道だと感じた。残雪期に来るのは初めてで、これは楽しい。帰路、知人にお会いして、色々と良いことを教えていただきました。 なお、今回は、私の他にチャムランの方、金沢ハイキングクラブの方、小松ブルーベル山の会の方、白山の自然を考える会の方などが、チブリ尾根の登山道を使って山に入られておられたそうです。ここは、とてもよい登山道ですね。
チブリ尾根・歩いた軌跡(赤色は、今回。標高1300mからのショートカットの箇所は、木が少ない 比較的急な斜面。ブロックなだれの痕跡や倒木があったりして、雪が落ち着いていない時期には 雪崩の危険が高そうな斜面。青色は昨年歩いた夏道)
標高1750mあたり。小屋まで以外に遠いなあ。
白山の残雪の状況(かなり少ない印象)
小屋の手前は、広いなだらかな雪原
避難小屋が見えた。今日の目的地は、ここ。久しぶりで、本当に疲れた。
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