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例会山行報告 >> 記事詳細

2018/11/03

塔倉山(とのくらやま)例会報告

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塔 倉 山(726.3m) 
剱岳の眺めと秋を楽しむ~


実施日     2018年11月3日(土)文化の日   晴れ 気温20℃
参加者     10名
コースタイム  集合場所出発7:00 → 立山IC → 長倉登山口駐車場到着8:30
        登山開始8:40 ・・・塔倉山(西峰 726.3m)9:50・・・東峰10:10
        ・・・西峰10:25~11:20(昼食休憩)・・・駐車場に下山12:10
        ミーティングの後12:20現地解散・・・立山IC → 14:00集合場所帰着
     
 塔倉山は富山県立山町の白岩川上流部にある山で、西峰、東峰をもつ。西峰に三角点がある。登り口は目桑(めっか)と長倉と2箇所あり、今回は長倉登山口から頂上を目指した。歩き始めはしばらく鬱蒼とした杉林の下を進むが、すぐにトラロープがさがる急登となる。やがて小さな広場に出て一息つけるも、6段のミニ階段をのぼったあとは急登の連続となる。滑りやすい赤土の登山道には随所にロープが左右両側に下げられていて、ストックよりもずっと頼りになる。目印の松の木がある海抜600メートル地点から紅葉の稜線歩きとなり、670メートル標識付近まで進めば錦秋の前山の奥にそびえる剱岳の雄姿が眼を釘付けにする。一旦下って目桑からの登山道と合流、暫くで西峰山頂に着く。
 頂上はほどよい広さがあり、静寂な360度の展望台だ。すでに雪が来ている薬師岳、鍬崎山、立山、大日岳、剱岳、毛勝三山、僧ケ岳など富山の名山が見渡せ、西側の樹間からは富山市街が見下ろせて富山湾と能登半島が弓形を描く。わずか一時間強の登高で、晴天に恵まれたこともあり、素晴らしい秋の山岳風景を楽しむことができた。東峰まで足を伸ばしたが狭い頂上は休憩に適した場所とは言い難い。しかし、登山道の随所に地元の「双嶺山の会」が建てた御影石の立派なみちしるべがあり、トラロープもよく管理されていて、登山者の安全を願い里山を愛する人々のこころが伝わってくる気持ちの良い山行となった。
 山頂で出会った登山客は3人ばかり。私たちが金沢から来たと知った地元の男性は「そんな遠くから!」と驚いていた。



長倉登山口のみちしるべ


海抜600メートルからの景色


稜線に出ると視界がいっきに開けた


目桑からの登山道との合流点を示すみちしるべ


塔倉山西峰頂上の展望掲示板


山頂からの絶景を写真におさめる参加者


剱岳の雄姿と大日岳


「ツクバネ」を見つけた


山上レストランでランチタイムを楽しむ


もう一度、剱岳と大日岳


それに毛勝三山


西に目をやれば富山平野と能登半島が広がっていた。富山は素敵だ!
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