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例会山行報告 >> 記事詳細

2021/09/14

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  南八ヶ岳縦走

-硫黄岳・赤岳(2899m)・阿弥陀岳-

 

 

実施日 令和3912() 13() くもりのち晴れ

参加者 9名 ランクB

コースタイム

12()

集合場所3:50-美濃戸口7:508:00-赤岳山荘8:50-美濃戸山荘9:00-堰堤広場9:40-赤岳鉱泉10:3010:50-赤岩の頭12:10-硫黄岳12:35-硫黄岳山荘13:0013:30-横岳14:30-地蔵の頭15:30-赤岳天望荘15:40

13()

赤岳天望荘6:45-赤岳7:207:30-文三郎分岐8:10-中岳8:25-阿弥陀岳9:009:15-不動清水10:30-御小屋山11:00-別荘地12:05-美濃戸口12:20 八ヶ岳山荘12:3013:40-集合場所18:00

 

 南八ヶ岳(八ヶ岳の夏沢峠以南)は金沢から車で4時間もかかる遠方のせいか、参加者の多くが初めてという。それだけに例会への期待度は高い。幸い両日とも好天に恵まれ、美濃戸口を起点に硫黄岳から横岳、主峰赤岳を踏み阿弥陀岳を越える22キロを無事周回した。山はすでに秋の気配だ。
 登山基地となる美濃戸口からうんざりする長い林道を歩き、堰堤広場より先の赤岳鉱泉までは沢に沿って進む。ここからようやく登山道らしくなり、目指す赤岳を右に見ながら樹林帯を登り上げると赤岩の頭に出る。風景は一変し、北部の天狗岳や根石岳が視界に入る。行く手には硫黄岳への高みから始まる赤茶けた稜線の連なりが心をいざなう。風が強いので硫黄岳爆裂火口壁の凄まじい光景は足早に通過、硫黄岳山荘前まで下って昼食とした。大同心、小同心と呼ばれる奇岩峰を横目に、岩稜帯の悪場をハシゴやクサリをつたって登り降りして横岳の核心部を越えると、今宵の宿天望荘の建物が赤岳の巨大な三角錐の付け根に見えた。すぐ手前の鞍部が地蔵の頭だ。眼下原生林の中に見える赤い屋根の行者小屋から直登ルートが合流する場所で、最短で主稜線に到達できる。だが今回のコースは、時間をかけ、時計回りで南八ヶ岳の多彩な表情を楽しむ縦走である。歩き通した靴を脱ぎ足を伸ばした天望荘はその名のとおり天空の見晴らし台。日中も夜も眺望素晴らしく、食事は美味しく、あてがわれた新館個室は私たちだけの貸切りときた。コロナの心配も少なく、段ベッドの快適な寝具(不織布カバー付き)に身を埋めれば山旅の疲れもすっかり癒される。
 二日目は急登を攀じて主峰赤岳山頂に立つ。遠くにある台風が塵を払って視界はすこぶる良く、富士山をはじめ全方位がくっきりだ。白い噴火痕が残る御嶽を起点に左旋回すると、木曽駒、空木、恵那、仙丈、甲斐駒、白根三山、鳳凰、金峰、甲武信、浅間、四阿、妙高などの名だたる山座が同定できた。北アルプスは白馬から穂高までほとんどのピークが分かり、乗鞍の左には白山と別山も見えている。はるか彼方には日光から上越国境の山々も認められ、深田百山を数多く展望するには最良のポイントではないかと思われる。山頂の絶景を次の到来者に譲り、岩の急斜面を降りた一行は中岳を越え、最後のピーク阿弥陀岳に立った。ここからは、昨日赤岳鉱泉からたどったルート全体が目視できる。しみじみ眺めて来し方を振り返り、達成感に包まれて下山開始。緩やかな御小屋尾根の涼しい針葉樹林の中を別荘地の広がる美濃戸口へと向かう。






美濃戸口・八ヶ岳山荘の方の誘導で路上駐車。駐車場は前泊の車でいっぱいだ


北沢に沿う沢道を赤岳鉱泉へ。増水時は高巻く


テントサイトがある赤岳鉱泉は標高2220m。八ヶ岳登山の最前線基地だ


苔むす八ヶ岳らしい登山道をのぼる


オオシラビソの背後に目指す赤岳が高い


赤岩の頭(2656m)に到着。ここからは稜線歩きだ


赤岩の頭から見る天狗岳と手前の根石岳。原生林の中にオーレン小屋


硫黄岳の巨大な爆裂火口壁


風を避け硫黄岳山荘へと歩を進める


硫黄岳山荘前のテーブルを拝借して昼食だ


いち早く色付いたウラシマツツジの葉


横岳の悪場がはじまる。ハシゴを登り


クサリ場を注意深く攀じ登り


奥の院で小休止


行く手にそびえる赤岳(左)と阿弥陀岳


大同心(右)と小同心


今度はハシゴを下り


越えてきた横岳の西面を振り返る


悪場が続く


前方の赤岳の付け根に今宵の宿赤岳天望荘


鞍部は地蔵の頭


行者小屋からの急登が地蔵の頭へ突き上がる


赤岳天望荘に着いた


夕食はこたつで頂くことに


とても快適だった新館個室


朝めし


赤岳へいざ出発!


山頂はもうすぐだ。頑張れ


山頂の赤岳頂上山荘は休業中


赤岳(2899m)の一等三角点は頂上山荘から数十メートル離れた南峰にある


朝もやに浮かぶ富士山


糸魚川-静岡構造線をはさんで聳える南アルプスの山並。右から仙丈、甲斐駒、北岳、鳳凰三山


阿弥陀岳。その向うの乗鞍岳の左にうっすらと白山が見える


赤岳から阿弥陀岳に向かう


権現岳


阿弥陀岳への登り


阿弥陀岳山頂(2805m)は神仏習合の名残りか、様々な宗教モニュメントであふれていた


緩やかだが距離の長い御小屋尾根を下山


涼しい針葉樹林の中をひたすら歩く


別荘地に下れば美濃戸口の駐車場は近い
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