チブリ尾根登山道整備
2017年9月10日(日) 晴れ
参加人数 12名 ランク A健
コースタイム
集合6:00-作業前ミーティング7:00-移動開始8:35-午前中の作業9:40~11:00-昼食11:41~12:10-
午後の作業12:26~13:20-市ノ瀬作業後ミーティング14:05-(途中入浴)-解散16:00
白山山系の別山チブリ尾根登山道整備をしました。
午前中の作業について
・上下水場間の常時流水箇所で、流水を谷に流す流水路を設ける
午後の作業について
・2年前に金沢ハイキングクラブで設置した沢水避けの壁の補修作業
・下の水場下の浸食箇所補修
朝のミーティング風景
登山道整備をする箇所は国立公園の中でも第一種特別保護区であることなど作業の注意点や、作業内容の説明がありました。
(プライバシー保護の為、一部画像処理してあります)
作業に使用する間伐材を背負って作業現場へ移動しました
作業前の現場です。
数日間雨が降っていないにも関わらす、登山道に水が絶え間なく流れていました。
先ず溝を作成します
そこに間伐材と杭で壁を作成します
杭は鉈で割り込み自作します
石の下に水が流れるようにして、登山者の足場を確保した最高傑作です(拍手)
午前中の作業を終え、下の水場での食事風景です
午後の作業の一番目は、2年前に金沢ハイキングクラブが担当した、沢水避けの壁の補修作業です
2年間の風雪により堤防の一部が崩壊していました。
石を積み上げて、補修しました
私達の最後の現場です。
山側から谷側に登山道が傾斜しています。足を横に滑らせると谷に滑落の危険性があります。
山側を削り、出て来た石で谷側の傾斜を補正していきます
谷と登山道の境界に落ちていた木を置いて杭止めし、その上に土をかぶせていきます。
登山者が木の根でつまづかないように、登山道表面に出ている根を除去しました
作業後の登山道です。平坦で水平で安全な登山道になりました(バリアフリー?)
お借りした道具を返却して、市ノ瀬で解散になりました。
登山道整備に参加させて頂いて思ったことは、こうして多くの人の努力によって登山道が整備されているのだと言う感謝の思いです。
そして、土木作業に従事している方は、やはりプロだと思いました。手つきが全く違いました。
解散後、白峰総湯で汗を流して帰宅の途につきました。