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例会山行報告 >> 記事詳細

2008/04/02

熊野古道バスハイク

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熊野古道 例会報告
2008年3月20日(木)〜22日(土)・参加24名


■3月20日(木・祭日)雨後曇り
金沢6:15−北陸・名神・近畿自動車道−羽曳野IC−高野山13:45−高野竜神スカイライン−牛馬童子口16:00−中辺路古道−のなか山荘17:30(泊)
■3月21日(金)晴れ
のなか山荘7:00−継桜王子7:20−小広王子8:15−岩神王子9:45−三越峠11:20〜12:00(昼食)−発心門王子13:25−伏拝王子14:30休憩−祓戸王子15:45−熊野本宮16:00−速玉大社17:00−年金保養センター17:20(泊)
■3月21日(土)晴れ
年金保養センター7:00−那智大社(大門坂)8:00〜9:30−花の窟、獅子岩、鬼ケ城−伊勢神宮14:00〜15:00−伊勢道・新名神・名神・北陸−徳光−金沢駅19:40

 3月20日から22日にかけて熊野古道バスハイクに参加し、世界遺産の古道歩きを堪能した。人気が高く、24名の多くの参加者があった。

[1日目]
 早朝にバスで金沢を立ち、徳光SAで数人の参加者を拾い、北陸、名神、近畿道の高速道をひた走る。羽曳野ICから一般道を走り、紀見峠を越え、紀ノ川を渡り、高野山に着く。
 金剛峯寺Pで下車して、壇上伽藍を観光するグループと奥の院まで足を伸ばすグループに分かれる。1時間しか与えられていないので、奥の院グループは速歩で目的地まで向かう。参道には樹齢の古い大杉が立ち並び、歴史上よく知れた人物の墓石も参道に沿って数多くある。ガスが立ち込める高野龍神スカイラインを通り、午後4時頃、牛馬童子口で下車する。今日の宿泊所がある野中の一方杉までの約4kmの中辺路古道の一部を歩き、明日に向かって足慣らしする。

[2日目]
 今日は晴れ女さんのお陰なのか天気が回復している。一方杉がある継桜王子から歩き始めてしばらくは舗装道路を歩くが、小広峠を越えたあたりから山道になる。上り下りを3回繰り返し、発心門王子までの約11kmをハイキング気分で歩く。途中の三越峠では、暖かな日差しを受けながらのおにぎり昼食となる。発心門王子からは舗装道路を歩くことが多くなるが、山里の風景を楽しめる。昔は旧熊野本宮大社が拝めた場所である伏拝王子には売店付休憩所があり、コーヒータイムとなる。
 ここから本宮大社までは山道が続き、途中に寄った展望台からは本宮大斎原にある大鳥居が望める。祓戸王子を通ると直ぐに大社横に出る。本宮大社で参拝して、約20kmの中辺路古道を歩きとおした満足感に浸る。速玉大社に寄り、今日の宿である年金保養センターに向かう。

[3日目]
 杉木立の大門坂を登る。古い石段と両脇に立つ樹齢の古い大杉が熊野古道の趣を醸し出している。体力的にきつい坂を上りきると熊野那智大社に着く。隣にある那智山青岸渡寺の境内からは、朱塗りの三重塔の後ろ向こうに急峻な岩肌を背にして、多量の水を落としている那智滝が望める。「絶景かな、絶景かな」の言葉が自然に口から出てくる。
 時間がないので、目の前で大滝が見られる飛瀧神社に寄らず先を急ぐ。花の窟と鬼が城を見学して伊勢神宮に参る。昼食時間も含めて1時間ほどしか余裕がなかったので、大勢の参拝客を縫うようにして速歩で本殿に向かう。参拝、昼食後、バスに揺られて金沢に帰る。
 今回歩いたコースは熊野古道の代表的なコースではあるが、全ての熊野古道からすればほんの一部である。機会があれば昔の風情が色濃く残っている他のコースも楽しみたい。最後に、綿密な計画を立てておられるのに、私を含めてついでにあちこち見て回りたいという貧乏人根性のさえずりに悩まされ続けたであろうCLにご苦労様と感謝したい。また、補佐されたSLにも感謝したい。


1)近露王子の石碑
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2)継桜王子の近くにあるとがの木茶屋。昔は旅籠であった。
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3)女坂と男坂の間にある仲人茶屋跡から男坂を登る。
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4)発心門王子
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5)古道展望台から本宮大斎原にある大鳥居を望む。
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6)熊野本宮大社で参拝する。
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7)年金保養センターの前の海岸から日の出を拝む。
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8)杉木立の大門坂を登るクラブ仲間。
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9)那智山青岸渡寺の境内から那智の滝を望む。
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10)熊野鬼が城を見学する。
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