例会 大笠山(1822m)2007年10月14日(日)参加者4名 天気 晴れ
[コースタイム]
金沢5:00 − 桂湖登山口6:10 − 天ノ又8:30 − 避難小屋9:45〜10:10 − 大笠山頂上10:50〜12:00 − 避難小屋12:40 − 天ノ又13:45 − 登山口16:30 − 金沢18:00
前日の天気予報では昼から雨が降るとのことで、久しぶりの山登りの身にとっては、天ノ又からのフカラバノ尾根の急な下りが心配であった。しかし、例会当日は晴れの好天、厳しい山行であったが紅葉間近の山景色を堪能できた一日であった。
登山口にある吊橋を渡り、数段ある梯子を上り、フカラバノ尾根の急登を登る。樹林帯で展望もない辛い登りも、登山道に所々にあるウルシの紅葉、ナナカマドの房状の赤い実、少し黄色に色づいたブナなどが辛さを和らげてくれる。天ノ又のピークでは、北アルプスが遠望でき、今日は尖った槍も確認できる。目的の大笠山は樹木で見えない。
ここからはたいした急登もなく、所々でパノラマが展望できる楽しい登山道になる。大笠山、笈ガ岳、見越山などが見える。笈ガ岳の後ろには白山も見える。山々は紅葉が始まったようであり、場所により紅葉が映えるところもある。ピークを何箇所か上り下りし、水場がある小屋に着く。小屋の側にあるホースからは十分な水が流れている。冷たくておいしい。休憩後、最後の頂上までの登りとなる。新しく作られた急登の道を木や縄の助けを借りて登る。そこからの登山道には笹が生い茂り、登山道が見えず、両手で笹を掻き分け登る。40分ほどで大笠山頂上に着く。
頂上では完全とはいえないが300度ぐらいのパノラマである。間近に笈ガ岳が見え、途中で見た白山がより大きな姿を現している。北アルプスの峰々と右横に乗鞍、御岳、左横に立山、剱らが遠望できる。金沢市街も見える。予定より早く頂上に着いたので、昼食を食べゆっくりと景色を眺めて至福の時を過ごす。山登りには好天が一番のご馳走である。
天ノ又近くの登山道には、鮮やかなナナカマドの赤い実
天ノ又ピークから北アルプスの峰々を望む。
目的の大笠山が姿を現す。
天ノ又から小屋までのあるピークの一つ
天ノ又から小屋までのあるピークから、鮮やなに染まった紅葉を認める。
天ノ又から小屋までのあるピークで、クラブ最年少のN君が黄葉のカエデを携帯でパチリ。
大笠山頂上から笈ガ岳、白山を望む。
金沢市街も望める。
記念写真をパチリ。