オンラインユーザー6人
ログインユーザー0人
訪問者数5129584
会員外の方も買物できます

 
 




 















 

2011/02/06

2011年2月6日 赤谷の頭(1046.1m) 例会下見山行

Tweet ThisSend to Facebook | by 会員
2011年2月6日 晴れ 参加者4名・富山の方々6名
赤谷の頭(1046.1m) 例会下見山行

 2月13日例会の下見山行に、4名のメンバーで行ってきました。メンバーのお知り合いの上市の方々や、富山県内の方々とご一緒させていただき、コースや歩き方を教えていただきました。例会に参加される方は、以下の地図資料(赤谷の頭GPS軌跡)をダウンロードして目を通してください。
赤谷の頭GPS軌跡.pdf
赤谷の頭GPSデータ11-02-06.gdb

[コースタイム]
金沢6:45-伊折橋8:35-林道横断9:30-標高838m地点通過10:37-標高1070m地点11:30~13:05-赤谷の頭13:25-標高876m地点14:05-林道横断14:30-伊折集落(県道)15:00-伊折橋15:12-金沢16:10

※沿面距離7.5km、700m登り、700m降りる

・伊折橋から登って、伊折集落に降りた。下りでは、剱岳や真っ白な山々のパノラマを眺めて降りる素晴らしいコース。夏道はないらしい。
伊折橋から登るところでは、地形図でわかるように高原状の場所まで登って尾根の末端に取り付くようにする。
・1046.1mピーク(赤谷の頭)の北東方向に、地形図でも確認できるように細尾根がある。今回は、幸い雪がしっかりついていて、問題なかった。雪の具合によっては、この細尾根に注意が必要とのこと。この細尾根には、少し木も生えている。雪が少ないときには、歩く場所が細くなり、さらに木の根に足を取られる感じが怖さを増すらしい。
・1046.1mピークから距離にして400m強ほど降りた標高約1000mの平では、より東側に降りる支尾根に行かないように。
・標高876m地点でも、同じく北東方向に向かう
支尾根に行かないように。
・周回できる素晴らしいコース。歩く距離は7.5kmで、冬の奥獅子吼の往復約9.5kmよりは短い。
・雪がしっかりついている時期に行くことが望ましいコース。ただし、ラッセルは必要。今回は、途中からトレースを拾うことができて助かった。トレースがない場合は、ラッセルの人数がいなければ、周回コースは難しい。
・林道法面を登ったり降りたりする場所がある。急斜面なので、このコース上での注意箇所の一つ。
とても大事なこと:今回は、
伊折橋のたもとから西尾根を登った。この西尾根を下りに使うと、東尾根の下りよりも支尾根の分岐が多い。地形図でも、3方向や下手すれば4方向に支尾根が発生する場所があるように見える。ルートを熟知している方以外は、西尾根を下りに使うことは危険だ。
西尾根を登ったとして、万が一悪天候で撤退する場合、西尾根を下ることになる。2004年度のシーズンだったか、奥獅子で吹雪かれたくらいの天気になれば、自分たちのトレースを見失う恐れがある。ならば、西尾根の下りで道迷い遭難の危険がある。
・結論:ピストンならば、伊折集落から登る東尾根コースが無難。周回コースを取るなら、西尾根を登り、尾根が細くて下りでも迷いにくい東尾根を下るべし。悪天候は凶。雪がゆるむ時期は大凶。
・1070mピークのあたりは広い。大人数の食事休憩も大丈夫。
1046.1mピーク(赤谷の頭)は狭いので、大人数での食事休憩には向かない。
※2011年2月6日の富山ハイキングクラブの山行報告も参考にしましょう。地元の経験豊富な目で報告なされておられます。
http://toyama2000.web.infoseek.co.jp/akatannokasira211.html




 最高の景色・最高の天気で、この上なく素晴らしい体験をさせていただき、富山の方々とお天気・段取り下さったメンバーの皆さんに感謝です。迷いやすい可能性がある地点などもばっちり教えていただき、歩いたGPS軌跡も記録してきました。もう一回同じコースを歩けと言われれば、悪天でなく雪の状態さえ問題なければ、歩く自信はあります(本当にはもう一回行って見ないとわからないかもしれませんが、GPS(または高度計)と地形図・コンパスがあれば大丈夫と思います)。


1070mピークからの剱岳(赤谷の頭からは、もっときれいに見えます。お楽しみに)


下りの途中で

21:55 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)