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例会山行報告 >> 記事詳細

2009/08/12

8月例会 常念岳 2857m・蝶ヶ岳2677m

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8月例会 常念岳 2857m・蝶ヶ岳2677m (長野県) ランク:A健(B)
2009年8月8日(土)〜9日(日) 晴れ・雨・曇り 参加者15名
槍・穂高の展望


コースタイム・8月8日(土)
タクシー会社4:00−有磯海SA 5:10−一の沢登山口8:45着 9:05発−常念乗越13:40(常念小屋チェックイン)

コースタイム・8月9日(日)
常念小屋4:10発−常念山頂6:05〜6:20−2592mピーク9:25〜9:45−蝶槍11:10−11:25蝶ヶ岳三角点 2644m−長塀ノ頭2677mを経て蝶ヶ岳ヒュッテ12:10〜12:40−三俣登山口16:25−駐車場16:40−ほりでーゆ17:20〜18:00−金沢東IC21:20−タクシー会社21:40


[2009年8月8日]
 今回は是非歩きたいと思っていたコース、天気もしばらく前はばっちり晴れの予報だったが、台風の影響か降りそうな空模様。一の沢の狭い駐車場を歩き始める、土曜日そして夏山のシーズンということもあり、下りてくる人、団体にたくさん出会う、常念小屋泊まりの人も多く、さすが北アルプスの有名コースである。いくつも沢をわたり高度をかせぐ、ほどなくして富士山が見えた時はうれしくなった、そうなんだ白山の感覚とは違ってここからは富士山に近いと言えば近いんだと思った。
 2組に分かれてあるき、私が先頭でしたが、スタート直後の登りの斜面も緩やかだったのでつい調子にのり速く歩き過ぎ、やがてみんな疲れてきてに後ろの人に迷惑をかけてしまいました。
 常念小屋につき、荷物を置いて散策していると、遭難者を搬送するヘリコプタが飛来。短い晴れ間をついての飛行でした。小屋は賑わっていました。そして泊まりも最高の人、食事もそれなりでしたが料金もそれなり、ここでの様子を見る限り登山人口衰退とはとても思えません。窓から見える常念岳はガスで隠れ、明日の予報もガス、のち時々雨か雷雨というつれないもの。早々とみんな寝ましたが、よく寝れなかった人が多かったようです。私も食事つきの小屋泊まりは2年ぶりでしょうか、でも布団はシュラフと違い寝やすかったです。


 
一の沢登山口(標高1260mくらい)

 
一の沢上流部(2150mあたり)                常念乗越(ガスで真っ白だが、短時間で晴れたり降ったり)


常念小屋


ヘリコプタによる遭難者の搬送(2009年8月8日、長野県警察航空隊「やまびこ」AS365N3型機)
※テント泊(のように見えた)での縦走中に高熱となった22歳の男性を救助。小屋からは、「ヘリコプター飛ぶことになったよ、飛ぶよ、飛ぶよ」と大声で相談する声がした。ガスがかかっていたので、県警ヘリは長時間待機していた模様。飛来したヘリは、2400mを超える高地で安定してホバリング。新鋭機のユーロコプター社製AS365N3ドーファンと言えども、霧が出ていつ視界が悪くなるかわからない中での救助は大変のはず。機は豊科側から飛来、いったん南岳方向に抜けて気流を確かめるかのようにゆっくりと飛び、右に反転して横通岳の稜線沿いに常念乗越に進入し、
常念乗越で対地効果を利用してホバリング、救助者をホイストで吊り上げてあっという間に収容していった。長野県警の記録によると、8月8日には、苗場山(59歳女性・滑落)、槍ヶ岳(66歳男性・病気死亡)、常念岳(22歳男性・高熱)、空木岳(62歳女性・転倒)の4件、翌8月9日には、常念岳(62歳女性・転倒)、天狗岳(52歳男性・落石)、前穂高岳(28歳女性・滑落死亡)の3件の遭難事故が発生している。2009年当時は、長野県警で山岳遭難に対応できる救難ヘリは、「やまびこ」1機だけだったでしょうから、隊員の方は週末ごとに大変な思いをしているのではないでしょうか(平成25年2月にやまびこ2号が配備。2機体制に)。

[2009年8月9日]
 早朝4時10分、暗い外は小雨もあるようでカッパを着て、ザックカバーもつけて出発しました。常念岳頂上までは時間がかかります。登るにつれて小屋が小さくなり、小屋の横の横通岳から燕岳に通じる尾根筋が見え出します。槍、北穂がいつもこちらを見ています。頂上は晴れていい天気です。ここに来たかいがありました。これから向かう蝶への尾根道、蝶の小屋も見えます。そして三股へ下る尾根筋も、その右には梓川が見えています。かなり急な下り道を大分歩き、振り返ると岩だらけの常念岳が高くそびえています。次に行く手に圧巻のように見えだしたのが蝶槍です。本当に先がとんがって人がいるのが見えます。もうこの頃からガスがかかり雨も降り何度もカッパを着たり脱いだりをくり返します。その蝶槍に着いた時にはガスで何も見えませんでした。そのガスの向こうに水平道の感じで人が歩いています。蝶ヒュッテへ続く道です。登り下りをくり返してきたので水平道はうれしくなります。
 程なくと思ったのですがヒュッテまでは時間がかかったと思いました。ここでカレーライスを食べました。レストランのようにおいしかった(と思っただけ)です。ここでも後ろは槍穂高が壁紙のようです。さて三股への下り、途中の道も荒れていて下りるのも楽ではありません。意外と長く、登山口から駐車場へはさらに林道を800m歩きます。この林道を駐車場へ向かって歩いていた時です。左の山の斜面に子熊がこちらを向いて座っていました。すぐ横で一瞬親熊がでて来るのかと警戒しました。それで写真をとるのも忘れたのですが、かわいい熊に会えたのは幸運だったかもしれません。2日間で18キロメートル歩きました。Gさんの万歩計によると、4万5千歩とのことだそうです。登り下りの18キロメートルは健脚コースと言えます。初めてたどった人気ルート、常念小屋から蝶への歩きが始め天気がよくて何よりでした。

 
常念岳への登り(ご来光が一瞬だけあたりを照らす)   常念岳山頂にてパチリ


常念山頂からの富士山


常念山頂から上高地方面を望む(山頂からは、槍・穂高も見えて、ため息が出るくらい)


常念山頂から望む蝶ヶ岳ヒュッテ(結構遠いぞ)


常念岳から蝶槍へのコース(歩く先に槍を望む)


蝶ヶ岳三角点にて(もうすぐ昼ごはん、縦走も終わりが見えて、みんな喜ぶ)

※Tさんの文章を編集させていただいて作成いたしました。
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