6月2日(日) 曇り ランクB健
白山(2702m)
参加者:7名
<コースタイム>
集合場所5:00 → 別当出合6:10-6:30 → 甚ノ助避難小屋8:30 → 黒ボコ岩9:40 → 室堂10:16-(昼食休憩)-11:05
→ 御前峰頂上11:53-12:20 → 黒ボコ岩13:05 → 観光新道1933m地点13:50 → 観光新道分岐14:30 →
別当出合15:32-15:55 →(市ノ瀬にて入浴)→集合場所18:00
会報の例会報告を調べると例会として残雪時の白山登山を実施できたのは2002年以来となる白山に7名で登ってきました。市ノ瀬手前から予報に反して車のフロントガラスにポツリポツリと雨粒が落ちてきましたが、前方の稜線はくっきりと見えており、予報を信じて別当出合を目指しました。別当出合にはすでに20台以上停まっており、傘を差す者、差さない者それぞれの身なりで歩き出しました。
登り始めは蒸し暑いくらいでしたが、別当覗手前からは登山道もほぼ雪の下となり谷筋からの風が肌寒く感じられるほどになって歩く分にはちょうど良かったです。甚ノ助小屋手前辺りからアイゼンを装着するグループも見受けられましたが、雪面が適度に緩んでいたのとトレースもしっかりしていたので我々はツボ足のまま歩き通しました。黒ボコ岩直下の斜面もほとんど夏道を歩けました。
室堂の周囲はまだ一面雪で夏山開き前の静けさです。頂上への登山道には全く雪がありません。風で飛ばされて積もらないのです。すぐ横には真夏まで残る雪渓があるのが不思議に思えます。頂上(御前峰)に着くころには青空が覗き風もなく、このまま昼寝を貪りたいような陽気になりました。
下りは水屋尻雪渓を尻セードにて一気に下りました。室堂・別山を前にしての尻セードは実に気分爽快でした。黒ボコ岩からは観光新道を慎重に下りました。
今が見ごろの一見八重咲きかと見間違う山桜(どなたか名前教えて)と不動滝
甚ノ助小屋手前にて 甚ノ助小屋と黒ボコ岩の途中の斜面をトラバース
室堂センター内にて昼休憩 大汝峰と雪に埋まる紺屋ヶ池
尻セードに適した水屋尻雪渓と室堂・別山 尻セードをエンジョイするKさん
観光新道 殿ヶ池避難小屋下部を下る 観光新道 ここまで下りれば一安心
GPS軌跡(頂上から途中までの直線部分は電池交換後の電源入れ忘れ区間です)