参加者 20名
コースタイム 集合場所 7:00 → 第1鉄塔 → 第2鉄塔 → 引き返し地点 ( N 36.25 E 136.39 高度767.81m ) 10:50
→ 林業試験場 12:30
感想
前日の天気予報からは難しい判断となった。荒天ではないようだが晴れは望めない。確率は50%を超えている。ひょっとしたら中止の連絡があるかもと思い両方の心構えでいたら掲示板で「明日はあります」のお知らせが入る。
集合場所は雪が降り続き空は暗く、「さあ登るぞ」の意気がくじけがちになる。何名か不参加もあるが途中で引き返すかもしれないということでスタートする。
奥獅子吼への林道はしばらくはワカンをつけずに歩くことができた。天気は時々まわりが明るくなったり降ってきたりを繰り返す。登っているうちに暑くなってきた。
第1鉄塔もガスの中、頂上の方を見やると上がガスで隠れている。第2鉄塔でも雪は降り止まない。それでも尾根にとりつきしばらくは雪もやんで明るくなり快適な歩きと思っていたがまもなく降り出して周りが何も見えなくなる。
歩き覚えのあるこのコースを歩いていてふと、犬を連れた3人連れに出くわしたのを思い出した。遭難された労山のMさん、今でもここに立っていそうである。そんなことを考えながらあるいているとリーダーの声、「こんな天気では歩いていても楽しくないし引き返します」。
頂上までは近くはないが急な登りもないので行けないことはない気もしたが、リーダーのいう通り楽しくない。やはり山は天気がよくて気持ちのいい時、景色もきれいな時に限る。
下りのみんなの早いこと、カモシカなみだ。私は写真も撮りながら遅れてゆっくり下りたので自分としては転ぶことはなかった。
林業試験場の所に鍋料理の具材をデポしてあり、ここで少し遅い昼食となる。汗で濡れて冷えたので熱々のめったじるはめちゃめちゃおいしく暖まった。
頂上までは行けなかったが「ワカンハイクを楽しむ」という今日の目的は達せられみんな満足だと思う。
そして結果的には中止か実施かという点では実施してよかったと思う。
料理の準備をいただいたリーダー、ありがとうございました。
登り口の案内板
第1鉄塔も雪の中
降り続く雪
登りの列
第2鉄塔
ピークの方はガスの中
晴れない 降り続く
木々にも雪がついて
手取川も雪景色
下山すると晴れてきたが
今日は無人のこの玄関で昼食
雪釣りの手入れが行き届いていた樹木公園
もう少しで頂上でした
高度差