2012年10月21日(日) 晴れ
金剛堂山(1650m) 参加者(12 名)
<コースタイム>
観法寺P6:30-栃谷登山口7:50-前金剛11:00-中金剛11:30-奥金剛11:40-
中金剛12:00~12:40―栃谷登山口15:00-観法寺P17:20
今日は暑くも寒くもなく秋晴れの最高の登山日和。6時20分に観法寺Pに12人(初参加2人)集まり3台の車に分乗、東海北陸道砺波インタ-経由で利賀村栃谷登山口へ。すぐに百瀬川にかかる小さな橋を渡りしばらくは沢沿いに登り、その後は杉林やブナの原生林の中をどんどん高度を上げていく。途中、大木に平茸のような形の大きなきのこを見つけ歓声を上げる。しかし、少し高いところで届かない。残念。「食べられないきのこかも」などと言いながらあきらめる。(毒ありきのこツキヨタケだったかも)
階段が続く登山道には1kmごとに4kmまでの標識があり目安となる。ブナは色づきはじめ、モミジは美しい色に染まっている。4kmを過ぎて見晴らしのよい地点に出ると、みごとな紅葉が視界に飛び込んでくる。「ヤッタ-写真を撮ろう」足を止めて景色を堪能する。
1346mのピ-クから50m下り、次のピ-クを越えると樹林帯から笹原になり、じきに祠のある前金剛に着く。何人もの登山者が昼食を取っている。ここからはいくつもの峰が見えて、どれがどこなのか位置がよく分からない。稜線には高い樹木はなく風衝草原が続き雄大だ。とにかく金剛堂山の最高峰である中金剛を目指して進む。
歌碑があるピ-クに着いたのでここかと思ったら、もう少し先だとすれ違った人が言う。中金剛にはとくに目印もなく、木にぶら下がった標識でようやく確認する。奥金剛まで行っても、その先にはなだらかなアップダウンがいくつも続いている。歌碑のところで昼食タイムにしようともどることにする。皆で熱いぜんざいを少しずつ食して元気をつけ、もと来た登山道を一気に下った。途中、利賀村の「天竺の湯」(600円)で1日の汗を流して、この秋一番のきれいな紅葉にいやされて帰路についた。
食事をした場所にきれいな光る石があり、もって帰れば宝になるかもとか言っていたのですが、金剛堂山は日本列島で最も古い岩石(飛騨変成岩)でできており、5億年前に形成された地形とのことです。
登山口の紅葉はこれから
どこまでも階段が続き、色づきはじめたブナ林を登る
頂上で全員集合(会員のページに入れました)