経ヶ岳(積雪のため中岳まで
)
福島・新潟・群馬の3県にまたがり、至仏山・燧ヶ岳ほか2,000m級のほとんど至仏山・燧ヶ岳ほか2,000m級の山に囲まれた尾瀬。
晩秋の季節に差し掛かり、紅葉目当てでうきうきしながら福井県で最高の山である経ケ岳へ。
早朝のひんやりした空気が頬をなでて気持ちが良い。登りだすと笹と紅葉の色合いが元気をくれる。
振り返ると大野の町に雲が降りている様子が見える。
徐々に雪が足下に見られるようになり、保月山(1272m)近辺では10cm程度の深さに。
赤・黄・緑の紅葉の世界から、突然あたりは一面の銀世界に。カラフルな洋画の世界から、静謐な
白と黒の水墨画の世界に迷い込んだかのようである。つぼ足のまま、深さを増していく雪を踏みしめ
登っていく。
保月山から杓子岳(1490m)までは急峻な岩場まじりのやせ尾根があるので、慎重に進む。
杓子岳から中岳(1467m)までは緩やかな道であり、山容を愛でながら進むことができる。
しかしながら、ここでチョットタイムアウト。雪道で経ケ岳山頂までいくには時間がない。。
中岳で折り返しの判断となり、楽しいランチタイムに切り替わりました。雪の経ケ岳の勇姿を眺め
ながらのご飯は格別です。
その後、ピストンで下山。午後から天気が持ち直し、麓は晴れていました。おかげさまで帰りに
西山付近に寄っていただき、白山のありがたい姿も拝見して帰路につくことができました。
曇り空であるが、空は持ちこたえてくれて風も強くなく、つつがなく山行き終えることができました。
秋の山と、冬の山の2つを一度に楽しめて、素敵な美術館を訪れたような満足感にあふれた1日になりました。
(392記)
■実施日:2021年11月13日(土) 曇り
■参加人数 :14名
■活動時間:5時間46分
■歩行距離:5.7㎞
■累積標高:登り 678m / 下り 678m
■コースタイム
白山市内P出発6:30 →銚子ヶ口展望広場・駐車場8:20 →登山口8:35 →中岳11:00 / 11:50 →
銚子ヶ口展望広場・駐車場13:35 → 白山市内P到着16:30
晩秋登山スタート
雪がチラチラ「アダムとイブ」はクリスマス
晩秋から冬山へ
水墨画の世界へ中岳から経ヶ岳を望む今回は中岳で経ヶ岳を見ながらランチを楽しんで帰りました。
微かな青空が経ヶ岳を優しい雰囲気にしてくれました。
KHCの集合写真には360度写真も載せてるので見て下さい。帰りの道中、白山が綺麗でした
(終)