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2021/05/05

GW大熊山にあそぶ

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 大熊山   1629m     富山県上市町
 -360度の絶景展望台-

実施日 令和3年5月4日(火)薄曇り
参加者 3名
コースタイム
集合6:00-小又川出合7:10-登山口7:30-巨大立山杉8:30-1264m地点9:35(軽アイゼン装着)-大熊山11:05~12:00-小又川出合14:30-(入浴)-集合場所17:00

 リーダーMさんから大熊山へ行きませんかと誘われた。即諾しヤマ〇〇で1200メートル以上に残雪との情報を掴んでいたが、「新たに積もったらしいのでワカン必要」と夜中に緊急メールがきて慌てた。納屋に仕舞ったものをまた取り出す。
 小又川出合に着くとすでに先客の車が20台近い。ワカンは必要ないだろうとの現地判断で車に残して出発する。しばらく林道を歩いて尾根に取付き、立山杉の巨木も混じる樹林帯の急登をただひたすら登る。登山道がほぼ直角に向きを変える地点で軽アイゼンやチェーンスパイクを着けた。残雪がブナの疎林を埋めて見上げる稜線へと続いている。高度を上げるにつれて対岸の東芦見尾根の陰に隠れていた毛勝三山が頭をもたげ、鞍部のブナクラ峠の向うに白馬岳と旭岳が顔を出した。常に視界の先にあった盟主剱岳は前衛のクズバ山をすっかり抱き込んでその体積をいちだんと増した。
 初めての大熊山だった。山頂部は樹木のないなだらかな雪原である。残雪の上に昨日20センチほど積もったようだが、リーダーの読み通り先行者がつけてくれた立派なトレースのおかげで歩行に何の苦労もない。頂上には多くの登山者がいて剱岳の方を向いて憩っている。私たちも少し離れて雪上にザックを降ろした。それにしても贅沢な眺めだ。眼下に広がる富山平野、遠く霞む能登半島、下を流れる早月川、新雪の化粧直しで引き締まった名峰群、そしてはるか白山の山並・・・まさにここは第一級の絶景展望台と断言できる。いつまでも眺めていたい立ち去りがたい山頂であった。





林道に覆いかぶさる雪渓の壁。音を立てて流れ出る雪解け水を横切る


林道わきの登山口指示板


標高980mにある巨大立山杉。先行者たちが休んでいた


1200mを越えると登山道に雪が現われた


盟主剱岳。手前の山は中山からせり上がるクズバ山


早月川をはさんで対岸は新雪をいただく東芦見尾根


鞍部がブナクラ乗越、右のピークは赤谷山


ブナの疎林越しに見上げる大熊山稜線


この時期、チェーンスパイクや6本爪軽アイゼンは必携だ


ふり返ると中山からブナクラ谷、白馬岳が一直線上にならんでいる


山頂の一角に出た。立派なトレースがついていて歩きやすい


大熊山山頂に到着。1629m三角点がある


対峙する剱岳と北方稜線(左)剱御前(右)


山頂から見た毛勝三山と駒ヶ岳


ブナクラ峠の先、白馬三山と旭岳をズームアップ


山頂からの富山平野と霞む能登半島


次々登山客が上がって来て山頂はそうとうな密状態に 


遠く白山連峰まで見渡せた


今日も大満足で駐車場へ下りて来た。お疲れ様でした
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