銀杏峰~部子山縦走個人山行報告
銀杏峰~部子山縦走
【 実施日 】2021年2月21日(日)晴れ
【 参加人数 】4名
【 活動時間 】8時間54分
【 活動距離 】13.7㎞
【 累積標高(登り/下り】1,529 m/ 1,527 m
コースタイム
集合・出発5:00-憩いの森手前の冬期車両通行止め箇所6:54-名松新道登山口7:17-前山9:54-銀杏峰10:28~11:04-部子山12:21~12:39-銀杏峰13:54~14:20-前山14:50-名松新道登山口15:30-憩いの森手前の冬期通行止め箇所15:53-集合場所・解散18:00
【 山行概要 】
福井県大野市の銀杏峰(げなんぽ:標高1,440.7m)から部子山(へこさん:標高1,464m)に、宝慶寺いこいの森から名松(めいまつ)新道コースを往復しました。
■駐車場
人気の高い銀杏峰と冬期限定縦走が出来る部子山。SNSなどで今年はいこいの森駐車場まで除雪がされてなく必然的に路駐になってしまうこと、週末などはびっくりするくらいの長い路駐の列(週末の8時時点で100台近くあったとか)、片道が塞がれ一方通行の箇所もあり、なかなか路駐出来ず時間をロスした等の事前情報から早めに出発することに。当日6時30分過ぎに到着しましたが、既に長い路駐の列が...運良く最前列近くにあった一台分のスペースに滑り込みセーフで駐車することが出来て、時間のロスが防げました。
■雪質と道具
10本爪アイゼン(短い爪の軽アイゼン)と一昨日前に降雪があった為、ワカンも持参しました。結果、ワカンは一度も使用せず、終始軽アイゼンで特に問題はありませんでした。ただ、部子山山頂直下の一部凍結した急登箇所だけは緊張しましたし、やはり重いですが12本爪アイゼン(長い爪のアイゼン)が安心だと思いました。ピッケルを使用されている方も見受けました。暖かい日だったので銀杏峰山頂でワカンやザックをデポし部子山へ縦走しましたが、これがかなりの疲労軽減になりました。
下山時は気温がさらに上がり、雪質はかなり緩み滑りましたがトレース上で踏み抜くことは殆どなかったです。
【 地図と軌跡 】
ここから先は冬期車両通行止めです。宝慶寺いこいの森の名松新道登山口まで18分程歩きます。
気温が高く、銀杏峰の素晴らしいという霧氷は皆無でしたが、紺碧の空が見れたので良しとします。
前山手前の急登を登り、振り返ると荒島岳と浮かび上がる神々しい白山の歓迎です(霞んでますが)
疲れが吹っ飛ぶ瞬間です。
遮るものがなく銀杏峰まで気持ちの良い登りが続きます。
右手に目的地である部子山も見えてきました。美しいけど遠い...
銀杏峰山頂手前の風景です。
山頂の祠が見えてきました。広い山頂です。
もう残雪期のような山頂でした。
強風が吹き荒れることもなく、皆様くつろいでます。
銀杏峰山頂からの最終目的地:遠くに部子山と大雪原の縦走路です。
1400m級の里山とは思えない空気感というか一流のスケールを感じます。
しかし遠い! 部子山山頂まで ご覧の通りまだまだ大小のアップダウンが待ってます...
「白い砂漠みたい」とメンバーが言っていましたが、本当にそう思います。
鞍部で見た木影アートとクリーミーホワイトの部子山にも癒されました。
ようやく部子山に取り付けるまでに。山頂直下は一部斜度がきつく凍結があり、斜めに登り詰めましたが緊張しました。
部子山山頂です。石碑には皇太子降誕記念碑と記されていました。
歩いてきた縦走路。
部子山側から見た銀杏峰。たおやかで美しかったです。
銀杏峰に戻り、至福のカフェタイムを味わったあと下山開始。
そして、下山開始直後に この爽やかな色調の絶景が目に入り、幸福感と達成感で再び心が一杯になりました。
来年3月に こちらの銀杏峰~部子山縦走例会が予定されています。
本当に素晴らしい縦走路歩きが楽しめると思います。