集合P8:00→茶臼山古墳群8:20~8:40→秋常山古墳群P8:54→西山古墳群9:13~9:25→和田山古墳群9:47→歴史民俗資料館10:40~11:00 →寺井山古墳群11:18→秋常山古墳群11:46~12:30(昼食)→河田山古墳群史跡資料館13:04~14:25→集合場所P14:44
今回の例会は古墳群探索です。金沢近郊の能美古墳群は5か所の独立丘陵の尾根上(寺井山、和田山、末寺山、秋常山、西山の古墳群)に作られた古墳群で62基の古墳が見つかっているとのこと。丘陵の古墳は開発でなくなった箇所も多くありますが、このような歴史的遺産があること承知していませんでしたので大変有意義で興味深い例会となりました。
さて、古墳時代とは飛鳥時代と弥生時代の間の西暦250年~600年頃(約350年間)を指し、能美古墳は当地方面を支配した部落長等支配者の墓です。1.能美古墳群、位置関係2. 距離:10.2km 時間:4時間 登り:113m 降り:135m3.下開発茶臼山古墳(辰口丘陵公園近くにあります)4.茶臼山古墳(古墳時代の中期から後期の古墳)。姿がよく分かります5.頂部に秋常山二号墳(方墳)が見える
6.西山八号墳(弥生時代の円墳、横穴式石室が発見されている)7.円墳周りの掘り込みがよくわかる。再現?8.上部地層と下部地層の色が違う(円墳部分が盛り土になっているためか?)9.和田山6号古墳(径25m高さ6mの円墳)9-2南加賀独特の切石積み横穴式石室発掘中(ビニールシートに覆われている場所)10.古墳の場所に和田山城が築かれていた。本城は一向一揆で活躍した和田坊主が築城。その後柴田勝家の家臣が整備し、一向一揆の虚空蔵城や鳥越城の攻撃基地として使われた11.空堀の痕跡12.9号墳の上に櫓が建てられ見張り台になっていたとのこと。手取扇状地が望める13.歴史民俗資料館(2020年に新しい博物館が完成するとのこと)14.学芸員の説明に聞き入る会員15.寺井山古墳(住宅街の中にあります。丘陵地が削られ一部しか残っていない古墳群)16.秋常山一号墳(古墳時代の中期初期の前方後円墳で県内最大規模とのこと)17.墳丘周囲は手取川の葺石(ふきいし)で覆われた作りになっていたとのこと。18.秋常山一号墳から二号墳を望む19.秋常山二号墳(方墳)墳丘の周りに埴輪が並べられていた20.二号墳内部の埋葬施設が見学できるようになっていた。21.河田山(こうだやま)古墳群歴史史跡資料館22.河田山12号墳の切り石済み横穴式石室(移設再現)展示23.河田山12号墳(内部見学)(古墳時代前期から後期、小松梓川を望む6つの尾根)24.河田古墳から白山方面を望む