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例会山行報告 >> 記事詳細

2019/08/13

鼻曲山・四阿山~根子岳例会報告

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鼻曲山(1655m)四阿山(2354m)~根子岳(2207m)周回

               ― レンゲショウマを見に行く ―

■実施日:8月10日(土)11日(日) 
■参加者:8名 ランクA健 

■コースタイム
8月10日(土)
集合場所4:00―金沢森本IC4:15-長野須坂東IC7:00-二度上峠登山口8:55~9:10―氷妻山10:05―レンゲショウマ群生地―鼻曲山・小天狗11:30~12:05(昼食)―大天狗12:10ー小天狗12:15-二度上峠登山口14:10~14:30―白糸の滝15:00~15:35―ツルヤ御代田店にて買出し―浅間山荘17:00着(泊)
8月11日(日)
浅間山荘5:15―菅平牧場登山口6:20~6:40―根子岳分岐9:55―四阿山10:20~30―分岐10:45~55―根子岳12:30~13:15(昼食)―菅平牧場登山口14:30~15:00―ゆっ蔵んど(入浴&反省会・解散)15:40~16: 35―須坂長野東IC17:00―(途中夕食)―金沢森本IC20:10ー集合場所帰着20:15

■実施概要
(はじめに)
本例会は鼻曲山のレンゲショウマを見るために企画された。初日に目的の鼻曲山に登り、2日目を浅間山に設定していた。ところが計画書の送付も終わった8月7日夜、浅間山が突然噴火し警戒レベル3(入山制限)が敷かれ登山禁止となる。CLとSLは急きょ対策を協議し情報収集と調整にあたり、2日目を近隣の四阿山~根子岳周回に変更、扱いも個人山行としたが、折よく8日の運営委員会で緊急動議され、変更計画を例会として実施する運びとなった。もっとも、浅間山の噴火はすぐに落着き、山行への影響は出ていない。

1日目(鼻曲山) 天気 晴ときどき曇
 まだ仄暗い午前4時、集合場所を2台に分乗して出発。高速道を須坂長野東ICでおり一般道を群馬県嬬恋村まで走行、二度上峠登山口駐車場(標高1380m)に着く。数台分しか駐車スペースがなく、あふれた車が何台も路肩に駐車していた。トイレは1キロほど先の広場に設置された簡易トイレを利用したが、そこにもレンゲショウマを求めてやって来たツアーのマイクロバスがエンジンをかけながら停まっていた。この山は今が旬なのである。
 鼻曲山への登山道は、はじめ樹林帯の笹原の中をゆるやかに辿るが、積雪の少ない地域だけに黒土の表土が流失せずに残り歩きやすい。獅子岩と呼ばれる小さな岩場を過ぎ、氷妻山を越えて登り返す。途中には胸まであるクマザサの藪漕ぎも。出発からおよそ1時間半、鼻曲山山頂手前の急斜面の林の中に「レンゲショウマ」が現れた。といっても球形の蕾ばかりで今年はまだ早いのかと諦めかけた。ところが上を見上げると、あちらこちらに咲いているではないか。初めて見る「森の妖精」の薄紫色を帯びた妖艶な花の美しさに誰もが歓声を上げた。
 双耳峰の前峰にあたる小天狗山頂で昼食。狭い頂に先客がいたが、それにも増して虫の余りの多さに閉口した。SLは防虫ネットを鼻の下まで被り、口先だけ出して食べている。食事を終え、すぐ先の大天狗(鼻曲山山頂 1655m)まで足を伸ばすがここも人だかり。遠望も利かない。小天狗へ引き返し下山開始、来た道を戻る。ときおり谷から吹き上げる風が心地よい。満足顔で登山口に帰り着き、汗で濡れた衣服を着替える。
 行程途中の観光地「白糸の滝」へ立ち寄った後、ツルヤ御代田店で食料や飲み物、それに翌日の朝食を仕入れ、今宵の宿「天狗温泉浅間山荘」を目指した。言っておくが、連合赤軍あさま山荘事件とは無関係の施設だ。未舗装で砂ぼこりが舞い上がる車道を30分ほどのぼり詰めると、宿泊棟や温泉の建物が浅間の自然と調和した静かなリゾート地に着いた。コテージの清潔で明るい木調空間が適度に疲れた体に心地良かった。買出しと持ち寄りの惣菜を並べ、紙皿に好きなものを取り夕餉のひとときを楽しむ。食後は備え付けのバスタオルを片手に近くの天狗温泉に出かけた。湯は鉄分を帯びて茶褐色に濁っており、源泉を口に含むと血の味がした。

2日目(四阿山~根子岳) 天気 晴ときどき曇
 4時起床。朝食を済ませ5時に山荘を出発、車は6時20分に菅平牧場登山口(1600m)に到着する。しばらく牧場脇を進み、白樺などが美しい樹林帯の登山道をのぼる。当クラブではこの6月に根子岳~四阿山例会を行った。その日は、燃えるようなレンゲツツジの大群落に酔ったものだが、すでに花は跡形もなく、葉は周囲の夥しい緑と同化してもう誰の目にも留まらない。かわりに稜線上では高山植物が咲き競っていた。シャジン、マツムシソウ、ヤナギラン、ジャコウソウ、ワレモコウ、ホタルブクロ、アザミ、オミナエシ、クガイソウほか沢山の花々が目を楽しませてくれる。北アルプスの連なりが屹立する雄大な景観が山好きを喜ばせる。来し方をふり返れば山麓の野菜畑のマルチが反射して光っている。
 四阿山の肩に根子岳からの道が交わる分岐がある。そこにザックを置いて空荷で四阿山頂上(2354m)へ登ったが、周囲はガスや雲が取れず今回も浅間山を見ることはできなかった。分岐に戻りザックを背負い、深い樹林の中の急な山道を下る。300メートル下の鞍部から明るいクマザサの中を根子岳へ続く登り返しはさほど辛くはなかったが、目指す山頂は3つも奥のピークだった。途中、アザミや黄色い小花が風に揺れる崩壊地の上を慎重に通過する。根子岳山頂(2207m)で浅間山荘謹製の弁当を広げ、暫し休んだら下山だ。緩斜面の石ころだらけの道を牧場脇まで下ると登山口の駐車場が間近に見え、ほどなく朝出発した地点にゴールイン、全員元気に周回を完了した。傍の売店で買い求めたソフトクリームや新鮮な牛乳の美味しかったこと!
 帰りに須坂市の「ゆっ蔵んど」の温泉に立ち寄る。このお風呂はぬるめの湯でいつ来ても気持ちの良い温泉である。野菜や果物、特産品の土産も買える。ここで反省会を行い解散。2台の車とも無事集合場所に到着し、2日間に亘る充実した例会山行を終えた。

鼻曲山へのアプローチ。クマザサの道だ


氷妻山(ひづまやま)の標識と看板


巨人の鼻のような形に見えるのが山名の由来という


レンゲショウマ発見、だが固い蕾。今年はまだ早かったか?


会えたよ。美しい妖艶なレンゲショウマに


斜面には森の妖精たちが咲き競っていた


途中立ち寄った「軽井沢白糸の滝」は観光客で満員状態


今宵の宿「浅間山荘」のコテージに到着


和洋折衷、惣菜の品揃えも豊かな夕食タイムを楽しむ


四阿山へのアプローチ。白樺林を行く


マツムシソウ


ワレモコウ


ヤナギラン


ジャコウソウ。葉を指で揉むと麝香の深いかおりを放つ


ホタルブクロ


四阿山を目指して岩場を行く


前衛峰越しに北アルプスの景観(唐松岳から白馬三山)


分岐から上はザックを置き空荷で四阿山を詰める


頂上から浅間山の方角を見る。3回目だが今回も雲の中だった


分岐から鞍部へ300メートルの下降を強いられ…


鞍部から登り返して根子岳を目指した


根子岳上部の崩壊地を進む


根子岳山頂の祠。禰固(ねこ)岳神社の社殿である


下山開始。ここから1時間15分で登山口におりた


【1日目の軌跡】
活動時間05:02:00 /活動距離 6.9km /高低差269m /累積標高(登り/下り) 703m / 720m
カロリー 2051kcal


【2日目の軌跡】
活動時間 08:27:00 /活動距離10.4km /高低差769m /累積標高(登り/下り)1,229m / 1,216m 
カロリー 2644kcal 
 







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