個人山行報告 日本3大渓谷大杉谷
29年7月17日(月)~18日(火)1泊2日 曇り時々晴れ
参加者:6名
コースタイム
金沢5:00-湖東三山IC-(一般道)-甲賀土山IC-大宮大台IC-宮川第3発電所登山口10:30
-千尋の滝12:30-シシ淵13:30-ニコニコ滝13:47-平等嵓14:00-桃ノ木小屋14:45
-七つ釜滝15:13-桃ノ木小屋15:40(泊)
2日目:桃ノ木小屋6:40-平等嵓7:22-ニコニコ滝7:32-シシ淵7:47-登山口10:16--金沢16:20
大杉谷という名を初めて聞かされて、調べてみると日本3大渓谷の一つで(あと2つは 清津峡:新潟、黒部峡谷:富山)
三重県の奥深く、手つかずの自然、美しい川の流れ、「なかなかいい所みたい」と、そそられた。
紅葉の頃が一番いいみたいだが、満員人だかりは自然を満喫したいが為に行くのにご免こうむりたい。
で、すぐに行くことになった。
何しろ遠い。北陸道➔名神、経費節約で一旦一般道に出て再び新名神➔東名阪➔伊勢道➔紀勢道とカーナビに教えてもらえばこそ、
そうでなければ紀伊半島をぐるぐる回っているか名古屋まで行ってしまいそう。
人里離れてすれ違いのできないような道を走る事、数十分。宮川第3発電所の建物の裏が登山口です。
登山口から七つ釜滝までは距離6.9km標高差が320m程度でとても簡単に思えます。
しかし侮ってはいけません。観光気分でスニーカーの軽装で来たら大間違い。岩場のアップダウンが繰り返され、
体感高低差は1000m程あります。
渓谷で涼しいと思っても、それも大間違い。当日は風の「カ」の字もなく、私の15年の山経験でダントツ1位の「暑い山行」でした。
しかしながら大自然の渓谷美、清流、滝の流れを堪能しました。小屋に着いて入った「お風呂」(石鹸・シャンプーは不可)
の有り難さが身に沁み、冷たいビールが汗で干からびた喉と細胞に沁みわたりました。
翌日は同じ道を通って登山口に戻りました。車でなければ、上流方向に進むと百名山「大台ケ原」の日出ヶ岳へと道は繋がります。
登山口
おお、鎖が出てきた 水平歩道みたい
落ちれば当たり前だが危ない
吊り橋を7本渡ります 結構揺れる
水の色がキレイ
千尋(せんぴろ)の滝
岩場のアップダウンが繰り返される
シシ淵に着いた
さすが名勝 ずっとここに居たい雰囲気
ニコニコ滝
平等嵓吊り橋
平等嵓(嵓というのは岩のこと)大きい
桃ノ木小屋に着いた
気分は風呂、風呂!ビール、ビール!だったがグッと我慢。七ツ釜滝に向かう
まさに水平歩道のよう 行ったこと無いけど
すれ違った男性が同じ登山口から大台ケ原を日帰りで往復と言っていた すご~い!
七つ釜滝 上の3つ
一番下の釜
桃ノ木小屋は我々6人と後2人だけの宿泊で、ゆったりと出来快適でした。1泊2食¥9000
晩ご飯は豚カツ・エビフライ定食、朝ご飯は鮭焼き・生卵・海苔でした。
我慢大会が好きな人以外は、秋の平日が良いと思います。
END