集合場所(6:00)→温見峠登山口(8:20~40)→能郷白山山頂(11:00)→山頂白山神社奥宮祠(11:05~昼休憩~50)→能郷白山山頂(12:00)→温見峠登山口(13:45~14:00)→お風呂(水芭蕉)15:35~16:35)→集合場所(17:35)
昨年、雨天中止となった能郷白山例会であったが、12日は全国的に気温が上がり、夕方のニュースでは福井市の最高気温が35.7度の猛暑日、金沢市では33.4度の真夏日だったと発表があった。
能郷白山は日本海と太平洋の分水嶺となる山、200名山でもあり山頂には一等三角点があった。 今回の登山口である温見峠ルートは、R157号線沿いの福井県大野市と岐阜県本巣市の県境にあり、駐車場がないので峠付近の路肩に寄せて駐車する。 先着の県外ナンバー車が数台止まっており、下山時にも登りの数組とすれ違っているので人気の山のようであった。 ちなみに登山口にはトイレもないので、往復とも真名川ダムのトイレに立ち寄った。
登山口の標高は既に1020mであるが、ブナ林を過ぎてからの1時間強は樹林帯の急登である為、ゆっくり登っても皆さん汗だくとなり額からポタポタ落ちるほどの汗、30分毎に水分補給の休憩を入れながらの登りであった。 それでも薄雲が広がっていたので強烈な日差しは多少和らぎ、山頂付近ではガスっていて期待の眺望は無かったが、お蔭で昼休憩は涼しく過ごせて、今回ばかりは大いに助かったのではないだろうか。 下山後の反省会でも、思ったよりは登りがきつかったとの意見があったのは、ゆっくりでも体に影響が出る程の暑さと、標高差にして400m程の連続急登が続いたからだと思われた。 単純標高差が600m程なので、距離はない代わりに3分の2が急登の山と言う計算である。
前半の急登とは一変、1492mピーク過ぎからの後半約1時間はルンルンの尾根道、本来なら視界が開けた後方に白山の姿も見えるのだが、振り返っても福井の周辺の山々と荒島岳が淡く見えるのみであった。 見られた花は、〇〇イチゴ、コアジサイ、ギボウシ、カラマツソウ、〇〇ショウマ、ユキザサ等、樹林帯を抜けてからは登山道両脇に鮮やかな赤紫のアザミの花が目立ち、山頂付近ではイブキトラノオが群生して咲いていた。
下山後は勝山温泉センター「水芭蕉」で汗を流して清算後に解散となった。 水芭蕉は、レジャー帰りの猛暑日らしく駐車場は大混雑、天然温泉でトロトロの良いお湯で疲れも取れたのだが、入浴料金が昨年は510円、今回は一気に650円に値上がりしていた。 能郷白山GPS軌跡…往復歩行総距離(5.7km) 7月12日(昼)の天気図…台風の影響で日本海側と北海道で猛暑となった。
能郷白山登山口…温見峠岐阜県側は通行止めとなっていた。しばらくは美しいブナ林 ロープありの急登が続く(先頭はB班) (後続のA班) ノウゴウイチゴかと思ったが、葉が違うようでした(^^ゞ コアジサイも咲き残っていた。 カラマツソウ トリアシショウマ(?) ユキザサ ミドリユキザサ(?) マルバダケブキ オオカメノキ(実)登山道両脇に一番多く咲いていたのはアザミの花山頂が視界に入る。山頂は笹に囲まれて眺望はないが、一等三角点があった。山頂より5分ほど先の、白山神社奥宮祠に向かうも、ガスで眺望なし!(晴れれば360度の眺望)祠の周辺はイブキトラノオが花ざかりだった。 祠前で昼食 祠前で全員集合写真山頂より下山方向 登りでの急登は下りでも要注意!この付近落石しやすいガレ場だった。急下りが終って、登山口目前のブナ林新入会後、例会初参加のお二人も含めて、温見峠に無事下山。