6月8日(日) 朴峠から高落場山を歩く
参加者 15名
コースタイム 後ほど
感想と記録
高落場山は残雪期の頃五箇山トンネル手前で車を置き、そこからの登りで膝以上の深い雪を登ったり、ある時は凍り付く中で頂上近くでの昼食時も寒さにふるえていたのを思い出す。唐木峠からの登りで静かな歩きだったが、今回もルートは違うが静かな歩きができた。
五箇山トンネルを過ぎた所を右折すると平スキー場に着く。シーズン中はそれなりの賑わいだったと思うが、この季節閑散としていて人気もなく駐車場に他の車もなく鳥の声だけがこだましている。それでもロッジではトイレを使うことができた。
ここから歩き始めて少し行くと「中部北陸自然歩道」の矢印があるところに入る。昔、この道を通って行き来していた由緒ある道で石の階段にそれを感じることができる。その上をこうして歩くのも歴史の重みを感じる。
道宗道という古道があったとのこと、30キロほどの道を昔の僧は歩いたとか、ハイキングのメンバーもここを2.3回に分けて歩いた由、なんか時空を超えた道でそれだけでも今日の価値はあると思った。
少し登って上に出るとブナ林になり新緑がまぶしい。雨の心配もなく陽も差してきた。頂上までは3キロちょっとの歩きだがそれなりに急登もあり汗をかく。頂上は他グループの人の昼食時間で賑わっていた。私たちはそこから少し歩いた所で昼食、心地よい気温と風に疲れを癒やす。先ほどのグループが通り過ぎて行った。案の定頂上へ戻ると誰もいない。ここで写真をとる。視界はいまいちだが医王山などが見渡せた。
同じ道を下山開始。急な下りの所がある。一人の人以外誰にも会わない。鳥の声が美しく、ある鳥はけたたましく鳴いている。そんな中を快調に下る。
その道で目的が急変した。カタハがたくさん生えている。少しお裾分けと相成った。
スキー場を見ながら下りやがて駐車場に。広いスペースに私たちの車がぽつんと置かれていた。ここで反省会を始めた頃ぽつりと雨が。今日は午後降り出すと予想していたのに天気に恵まれラッキーな歩きとなった。
駐車場で体操
中部北陸自然歩道の標識が
向かい坂の案内
かさとりの案内
朴峠にて
ブナ林の中を歩く
頂上
朴峠の看板の裏に頂上への道が、見つけにくい
今日の価値ある歩き 石の階段
コース図
高低差